魔法と恋と世界の平和
剛
「(これをフェイトに渡してほしいんだ。あとフェイトにはなのはの友達にならないと僕が悲しむって言っといて)」
クロノ
「(分かった。まかせてくれ。裁判を受けることになるけど、フェイトは大丈夫なはずだ)」
剛
「(そっか、なら安心してプレシアをつれてけるよ)」
フェイト
「母さん、剛!例え、二人に嫌われていても、私は二人が大好きだよ?」
プレシア
「剛、ジュエルシードに魔力を送りなさい」
剛
「・・・はい、母さん・・・」
僕がジュエルシードに少しずつ魔力を送り込んでいると、地割れが起き、僕とプレシア、そして、フェイトの姉になるはずだった素体だけ残っているアリシアが虚数空間に落ちていった。
フェイト
「!!母さん!剛!アリシア!」
アルフ
「フェイト!」
僕はフェイトに向かって、声には出さずに口を動かした。
剛
「(必ず君のところに帰るからね?)」
フェイト
「!!」
それを見たフェイトは、ただただ泣きながら頷いていたのが最後に見えた。
作品名:魔法と恋と世界の平和 作家名:ソディア