宇宙戦艦ヤマトのその後 5
古代が駐車場に到着した頃出口に向かう白のエアカーが見えた。よく見ると見覚えのある顔…
それは岡本だった。古代はエアカーを追いかけようとしたが駐車場なのにすごいスピードでゲートのバーが上がるのももどかしそうに出て行ってしまった
「真田さん、古代です。岡本いましたが今ちょうど駐車場を出て行きました。色は白で
ナンバーが25です。番号以外は駐車場の明かりが足りなくてみえませんでした。」
<了解、>
真田は短くそう言うと運転手に白のエアカーでナンバー25を見つけてほしいと告げた
<古代、相原に伝えておく。お前一度南部の部屋に戻れ。>
「真田さん!」
<相原もそこに来る。>
それだけを言うとさっさと切ってしまった。古代はどうする事も出来ないと悟ると肩を落としながらタクシーで南部の泊まってるホテルに向かった。
「古代!」
南部の部屋には島と相原、太田が集まっていた。太田と島は実家のエアカーをたまたま乗ってきていた
「古代、岡本の自宅がわかったぞ。自宅と言っても実家で今誰も住んでいないらしい。
寮を追い出されたってことだからきっと実家で生活してると思う。太田と島がエアカーで
今日来てるので乗せてもらってすぐ向かいましょう。真田さんには連絡しました。
今もう向ってもらっています。」
4人はコスモガンを確認するとエアカーに乗って岡本の実家へ急いで向かった
作品名:宇宙戦艦ヤマトのその後 5 作家名:kei