yamato… 古代とユキ 1
午後6時、モールの一番奥の小さな居酒屋に真田と進と島とユキがやってきた
「ここなら奥まってるから撮られる事ないだろう。」
そう言って席に座った時
「お待たせしましたぁ!」
南部と太田が揃って顔を出した
「休みのところ呼び出して悪かったな」
真田が言うと
「そんな事ないですよ、誘っていただいてありがとうございます。もしこれ誘われな
かったら俺真田さん恨んじゃいますよ!久々にユキさんと会えるんですから!…
っと古代いたのか!チェッ!」
南部はあからさまに進を除外しようとユキの横に座ろうとした進を追いやってユキの横を
奪い取った
「あれ?古代やっぱりフラれちゃったの?ははは」
のんきな太田は自分の横の椅子を引くと
「ユキさぁん古代は俺が預かったから~ほら、進くん、ここにすわりなさい」
と言って笑った。そうこうしてる間に相原が走ってきたのか息を切らせてやってきた
「間に合った!」
「やだ、相原くんそんなに急がなくったって…ちゃんと待ってるわよ」
ユキがコロコロ笑って言うと
「何言ってるんですか!ユキさんが来るって言うから走って来たんですよ!あぁ
よかった!…っと古代いたんだ。よぉ、久しぶり。」
相原はユキを見た瞬間と進を見た瞬間と明らかにテンションが違った
「相原、随分な挨拶だな」
進に代わって島が答えた。
「いいんですよ、古代とはこれからもどこかで一緒に飛ぶかもしれないでしょ?でも
ユキさんは長官第一秘書。ますますなかなか会えなくなっちゃますからね」
そう言ってわらった
「おい、ビールでいいか?料理は適当に頼んでいいよな?」
真田がその場を仕切ってそういうと
「みんなビールでいいですか?」
ユキが聞くとみんなうなずいたのでテーブルに設置されているオーダーボードを手に取り
ビールを注文すると適当に料理を注文した
作品名:yamato… 古代とユキ 1 作家名:kei