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yamato…  古代とユキ 1

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  「やぁだぁ~似合わない~」

小さなレンズの伊達メガネをしてる進にユキがそう言った

  「そうかぁ?やっぱりレンズがでかいほうが似合うか?でもこれって…ちょっとアレ
   っぽくないか?」

進の言ってるのはヤマトのゴーグルを指している

  「あ、こっちの…これ、これにしたら?」

ユキが進に選んだのはレンズとフレームも大きめの伊達メガネだった。

  「でも古代君サングラス似合うからもう一つ買っておけばいいじゃない。そうねぇ…」

ユキは全く違うサングラスを進に手渡した

  「これなんかランニングするときも使えるわよ、スポーツサングラス。」

進はユキに手渡されたサングラスを手に取ると今付けていたのを外してそのサングラス
をかけてみた

  「俺的にはこっちのほうがしっくり来るけどな…そうだな、両方買っちゃおうか。
   じゃぁ次はユキの。」

売り場を少し移動して女性のサングラス売り場に来ると色とりどりのサングラスが
並んでいた。進はその一つが目に留まって手にとるとユキに手渡した

  「青…」

ユキはスターシアを思い出していた

  「きれいな色だよな…」

フレームもシルバーではなく微妙に青みがかっていてとてもさわやかそうに見える

  「ちょっと付けてみようかな」

そう言うとユキはすこし伸びた髪を背中のほうに流しサングラスをかけた

  「似合ってる」「似合う?」

二人ほぼ同時に言ったので二人は思わず笑ってしまった

  「うふふ…じゃぁこれにしようっと。」

ユキがサングラスを外すと進がそれを手に取り自分の物と一緒に持つとレジに向かって
歩き出した

うつむきながらカードを出すと“すぐ使いますから”と言ってタグをとってもらった。
サングラスコーナーから出ると進は伊達メガネをユキはサングラスを付けてにっこり
わらった

  「帽子も買いに行こうよ」

進はユキの手をとると帽子売り場を探して歩き出した。

  (あったかいな…たったそれだけの事なのに気持も暖かくなってくる…)

ユキはずっとこのままでいたい、と思った
作品名:yamato…  古代とユキ 1 作家名:kei