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yamato2 それから 3

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  「島くん…」

ユキは島の部屋に来ていたが島は寝ていた。昨日遅くまでラウンジにいたからかな、と思いながら寝顔を見ていた。

  (島くん、って今まで浮いた噂何もなかったけどテレサさんに会う前に
   恋人とかいなかったのかしら?古代くんと比べたら悪いけど古代くんより
   うんと優しいし大人だし…モテそうな気がするんだけど…でも恋人がいた
   らテレサさんと…って事ありえないし…あぁん、もう…島くん、昨日はどうい
   うつもりだったの?島くん、あなたは生きてるの…テレサさんと一緒に
   生きるの。お願い、私たちのところへ戻ってきて…)

ユキがそっと島の手を握ると島がユキの手を握り返してきた。

  「島くん…」

島が静かに目を覚ました。島はユキがいたことに驚いたが手を放すことはなかった

  「ユキ…目が真っ赤だぞ?ごめんな…俺のせいだよな」

島がぎゅっと手を握った

  「ありがとう…」
  (島くん、昨日もありがとう、って言ったのよ…まさか“今までありがとう”
   って意味じゃないわよね?)

ユキはそのありがとうの意味を考えたがわからなかったので

  「島くん…そのありがとう、は“大丈夫”って意味なの?」

ユキはいつもより語尾を強くして聞いた。

  「それとも“さようなら”のありがとう、なの?」

ユキの視界が涙で揺れる。島が答えられずにいると

  「お願い、島くん…帰って来て…本当の意味で帰って来て…」

ユキが島の手を両手で包むように…まるで抱きしめているかのようだった






  「ユキ?」

島はユキがベッドに寄りかかったまま寝てしまったのに気付いた。自分にかかってるブランケットを掛けてやろうと思った時ユキがずっと手を握ったままだったのに気付き島はふと笑ってしまった

  (親友の彼女…か。)
























  「ユキはどこでも寝れるのか?」

島から連絡をもらった進が車いすで様子を見に来た。

  「え?」

島が驚いた様子で返事を返すと

  「南部が個室に来たばかりの時だったんだけど…南部の部屋でやっぱり寝
   ちゃって…まぁ無理してるところあると思うんだけど…」

進が“しょうがないなぁ”という感じで話すと

  「俺らのところだから安心してるんだろう?信じてやれって」

そこにはいつもの島がいた。進はいままでの島の様子が余りに違うので驚いたが敢えて普通に接しようと思った

  「…まぁそうだな。そうしておくか…俺さ、車いすだからもう少しこのまま
   居させてやっていいか?」(進)
  「あぁ…俺は一向にかまわんよ。寝顔見れるし」(島)
  「だから、それは言うなって!」

進が大きな声を出したので島が人差し指を口元に持って行った。





  「ヤマトは…飛ぶのか?」

島が突然聞いて来た

  「あぁ…訓練を兼ねて…だ。新人を乗せて行く。」(進)
  「そうか…」
  「俺は」「お前が」

二人の声が重なる

  「必要か?」「必要だ」

思わず二人は笑ってしまった。

  「訓練飛行とはいえ何が起こる判らないのが宇宙だ…」

進が真剣な顔をする

  「その通りだ…」

ふたりはがっちり握手をした。















作品名:yamato2 それから 3 作家名:kei