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永遠に…の傷跡 8

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南部は何とか顔合わせで、と言うことで話を済ませ織田を部屋から追い出した。南部は織田が座っていた位置からあちこち手を伸ばして隠しマイクをしかけていないか手当たり次第探し設置された様子がないので

  「俺、戻って平気ですか?戻って殴られたりしませんか?」

そう隠しマイクに向かって言うと南部の携帯が鳴り

  「おぅ戦闘班長が待ってるぜ」

と島が言った。

  「はぁ…すっげぇ疲れた…戻ります…」

そう言うと南部は用心深く部屋の扉近くも念入りに探すと廊下も誰とも会わないように確認しながらスイートへ戻った

  「しっかし堂々と来たもんだな。」(島)
  「そうですよ、いきなり本題ですからね。やっぱりユキさんで古代と長官を陥れようとしてるん
   ですよ。ほんっといやなやつです。さて…どう料理しますか?」(南部)
  「そうだな…話の感じから軍の司令長官の座を狙ってるのかもしれんな。」(真田)
  「どうしてですか?」(島)
  「南部に戦闘班長の座を…って言ってただろう?それを任命できるのは艦長、もしくは
   軍の最高司令部の長官だ。ヤマトは防衛軍のどこの基地にも付属していない唯一
   単独行動をとっている戦艦だ。それを手中に収めたい…ということなの?とそう思った
   のだが…南部、どうして古代と長官を陥れたいのかもう少し様子を探ってくれ。それに
   関しては多少俺たちの事悪く言っても目をつむる。」(真田)
  「南部、聞いたか?多少だぞ、多少。(不敵な笑い)」(島)
  「…俺、最後南部の事信用できるか心配になってきた…」(太田)
  「…太田!なんてこと言うんだよ!俺だってなすっげぇつらいんだぞ?わかるか?この
   隠しマイクとカメラの先でみんなが見てると思うとこわいったらありゃしない。お前じゃ
   絶対この恐怖に耐えられないぞ!」(南部)
  「でもユキさん早めに移動してよかったですね。もし入院してるのがばれてたらトンでも
   ないことになってましたよ。」(相原)
  「そうだな…きっと織田は長官のところにいないのを確認してるはずだ。…で実家にも
   戻ってないことを調べ上げているはずだ。」(真田)
  「真田さんは古代とここにしばらく滞在しますよね。で、さっきの801と隣の802は俺たちの
   休憩室と言うことで取ったから自由に使ってくれ…と言っても801はカメラとマイク付き
   だから余り出入りしない方がいいと思うけど。」(南部)
  「そうだな、じゃぁ801は織田ルームと言うことでそのままにしましょう。でも南部の私物
   少し置いておかないと絶対怪しまれるぜ?」(島)
  「そうだな…じゃぁ適当に何かしら置いてくるか。」(南部)

そう言うと南部と相原と太田は801へ行ってしまった
作品名:永遠に…の傷跡 8 作家名:kei