時空省奇伝 次元と時を超える者たち
阿鼻叫喚響き渡る群集をかき分け、事件が起こったその場所につくと、被害の全貌がわかった。線路はひしゃげ、ホームは三分の一ほど吹き飛んだようである。駅の天井部分を見ると、
一部焼け焦げた様子であることは分かった。
アームストロング「これはひどい… いったいこれは誰の仕業なのか。他国のテロリストが我が国に入り込んだとでもいうことか?」
「これはこれはご明察…とほめておこう。」
アームストロングの後ろから誰かが不敵な笑みを浮かべながらそうつぶやいた
作品名:時空省奇伝 次元と時を超える者たち 作家名:T・岩本