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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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山本「まず、あいつの化けの皮を剥がすのが先決だ。一応、中々のやり手だろうから慎重に。」
そう、私は慎重にことを運びたかったのだが、気づいた時にはもう遅しという状況だった。凄まじい剣幕で幕マクドゥーガルのもとへ駆けていく様子を
ただ見ているしかない私とアルフォンスなのであった。
アル「ニーサン!行動に起こすの早すぎだよ〜!」
だが、アルフォンスの叫びもむなしくこだまするだけであり、
山本「はぁ〜、仕方ない。追いかけるとしよう。」
私とアルフォンスはエドワードを追いかけようとした所、後ろの車両に乗っていた辻谷君と孫一が追いかけてきた。
孫一「おいおい、ちょっと待ってくれよ。こんないい男を置いて行こうなんざ百年早いぜ。」
辻谷「おなじく!置いてかないで下さい。ほんとに。」
山本「いや、ゴメンゴメン忘れてたよ。味方は多い方がいいから助かるよ。」
私は忘れていたことをすぐに謝り、私はいまの状況をすぐに説明した。
孫一「そうか、そいつは大変だ。んじゃ、俺は駅の様子を見てくるとしよう。何かにおいがするんでな。んじゃ、先に行くわ。」
辻谷「それじゃ、俺はもっさんたちとついていく。そいが一番でしょう。それが一番。よし、それでは…、今すぐGO!」
山本「おいちょとまて!勝手なことはしてはいかん。なんの考えもなしに敵にあたるなんて…ってあれ?」
辻谷君もエドワードと同じ類であることがたった今判明した。あの男はあれで大丈夫なのか。
置いて行かれた3人組は、それぞれの場所に移動するしかなかった。