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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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一方、私とアルフォンスは、アイザックのところに到着した。どうやら、セントラルの町中まで来たらしい。
先にエドワードが到着していたようで、アイザック相手に奮戦している。
エドワード「ちっくしょう!怒りにまかせて飛び込んでいったはいいけどよ、流石に厳しいか。」
そして、我々の前についた辻谷君は建物の陰から二人の戦いを見物している。
辻谷「うむ、いい戦いをしておるな。」
しかし、彼は鈍い音とともに崩れ去る。
山本「な〜にやっとんだおめぇはよ!」
辻谷「ぬぅ、いや、申し訳ない。って俺なにしたっけ?」
山本「とにかくお前は気が早いし、速い。」
私は呆れた顔をしたのち、まぁいいやという気分に駆られ、これ以上突っ込むことを止めた。
山本「…で、戦いは今どうなっているんだ。」
と怒り気味に私はつぶやく。辻谷君は、気を取り直したのち、正確に状況を解説してくれた。どうやら、一対一で苦戦中のようである。一人で突っ込んだは良いが、
空回りしているようだ。しばらくして、アルフォンスがここに到着し、三人全員そろった。
アルフォンス「あの〜すみません。今どういう状況になっているのか教えてもらえないでしょうか?」
辻谷君は親指を立てて、ある方向を指した。戦闘中の二人である。