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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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エドワード「ちきしょー!上手くいかねぇ。このままじゃ…」
エドワードは、次第に限界に近づいていた。アイザック錬成した氷の槍が彼めがけて飛来してきた。
アイザック「終わりだ!」と叫んだ彼に対し、
辻谷「いや…、終わるのは『アンタ』のほうだ!!」
氷の槍は、何かに粉砕され、かけらとなり無残な状態となった。
アイザック「お前は一体?」
辻谷は、右手に持った木刀をアイザックに向け、名乗りを上げる。
辻谷「おれか。俺の名は『辻谷示現流第十五代目当主・辻谷広行。』知っておいて損はないぜ。」
エドワードは、助けられ、キョトンとしている。ただ、それよりも驚きのほうが大きいのであった。あの氷を『棒』のようなもの、
いやっ、よく見ると木で出来た刀で粉砕したのだ。
辻谷は、エドワードに気を使うかのごとく話しかける。
辻谷「よう!少年。元気にしてたか?」
エドワードは困惑した、何故なら「…あんた、誰?」というセリフからして理解いただけただろう。
辻谷君は「いや、だから俺の名は…」ともう一回名乗ろうとしたが、氷の塊が邪魔をした。
アイザック「おい!貴様らこっちの存在を忘れてはいないか。」
完全におかんむりである。再び彼が氷柱を出そうとしたとき、爆発が起きた。
山本「おいおい、辻谷君。そんなことをしている暇はないだろう。」
そこに現れたのは、私とアルフォンスである。