時空省奇伝 次元と時を超える者たち
フュリー「中尉!!ご無事でしたか。」
自らもライフル銃を持ち、敵に向かって銃口を構えている彼女のもとへ駆けつける。
ホークアイ「フュリー曹長、今は話をしたいのですがこの有様です。手短に報告お願いいたします。」
フュリー「はい!それで、敵の弱点について簡単に報告します。大きな新型兵器の横にいる兵器の弱点は、三本の足です。そこを目がけて狙ってください。
それと、バズーカ砲をお持ちしましたので是非使用してください。」
中尉は「了解しました」と手短に返す。我々も、敵の攻撃やら銃弾に気を付けながら無事に軍の人たちのもとへ逃げ切った。
スコール「…とりあえず、約束通り援軍に駆けつけたが、―これは一体どうゆうことか説明していただけますか。」
若干呆れ気味に、そして「また面倒な」と思いながら辻谷君に話しかける。
辻谷「いや、それは、その、おいもよく分からんですたい!」
何故か彼は出身である鹿児島弁で喋りだす。思わず方言が出てしまったのだろう。
孫一「いやっ、ワカラネェはねぇよ、薩摩弁の兄ちゃん。こんな状況は仕事の説明になかったはずだぜ?」
そんな孫一に答えを出す前に今度は、
エドワード「なぁ、辻谷さん。さっきから思うんだけど…この二人は、誰?」
と間髪入れずに質問を投げかける。そしてまたすぐに孫一は
孫一「なぁ、説明してくれよ。内容によっては金はさらに追加してもらうぜ?」
と続ける。ついには、
エドワード「一体この二人は誰なんだ!」
孫一「なぁ!」
エドワード「頼むから」
エド&孫一「説明してくれよ!!」
と辻谷君に迫った。その三人に、近くにいたアルフォンスは恐る恐る話しかける。
アルフォンス「あの〜、すみません!!お取込み中失礼し…」
エド&孫一「何!!」
「ひいいぃぃぃいいい!」と叫び声をアルフォンスであったが、彼は話してはおかないことを『勇気』を振り絞って話し始める。
作品名:時空省奇伝 次元と時を超える者たち 作家名:T・岩本