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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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アルフォンス「あの〜、僕の指差す方向見て頂けませんか?」
三人は、怒気を隠さないまま彼の指差すほうを見ると、…ビームが飛んできた。
エドワード「いやっ!飛んできたって、なんかやっべぇのが飛んできた。」
辻谷「げぇ!避けきけれねぇ!」
孫一「うわっ、もうだめだ。せめて死ぬ前に美女に膝枕してもらいたかったぜ。」
と泣き言を吐いている中、四人は覚悟を決める。
…しかし、結論からいうと死なずに済む。スコールと私が、ビームを剣でぶった切ったからだ。
スコール「やれやれ、そんな無駄話をしている暇はないだろ。」
とはいうものの、四人はお経を唱えるら十字を切るやら踊るや黒田節を歌うはめちゃくちゃである。
孫一「いや、一応顕如さんから教わったお経を…」
エドワード「いや、なんだか知らないけど体が勝手に…」
アルフォンス「僕も死ぬ前に神頼みをしたくなって…」
辻谷「なんか黒田節っていい歌だなぁ〜って思って。酒は飲め飲め言うし。」
その台詞をスコールの横で冷静に聞いていた私は突っ込みを返す。
山本「いやいやっ、それはおかしいだろ。特に一番最後の人!どういうことだよ。」
辻谷「いや多分、ホ○だからじゃないですかねぇ…」
関係ない!!私どころか周りも呆れている。特にホークアイ中尉は頭を抱えて呆れ返っている。勿論、九割がた辻谷君のせいであるが。
とはいえ、こんな時にボケをかませる辻谷君はある意味で大物だ。まぁ、後々出てくるが、彼の友人と師匠、そしてその家族はかなりカオスであるということを
思い出す。そんな中、スコールは冷静だ。実を言うと、スコールは敵のうち一体とすでに交戦したことがあるからだ。スコールは私に
スコール「…さて、そろそろあいつらと決着をつけたいのですが。どうしますか?」と問う、その言葉に私はもちろん承諾する。
山本「そうだな、いい加減あのマシーンと決着をつけたい。鋼の兄弟と孫一さんは後方援護を。辻谷君は我々の援護を頼む。