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時空省奇伝 次元と時を超える者たち

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エンリコ・プッチ彼は、もう死んだはずの存在なのだ。彼は、2011年にとあることで死んでしまったのだ。
しかし、彼は平行世界の人物だ。今はもうその力を失い、退化してしまったが、元の世界で、彼は神に等しき存在となる。しかし彼が倒されてしまった
影響により、元いた世界は、新しい歴史が誕生するパラレルワールドとかす。そこで彼の人生は全て終わるはずだった。だが、彼も力を失ったせいですべては無かった
殊にされ、自らが倒した者たちが生き残っているという歴史が流れているこちらの世界に流れ着いたのだ。はじめ、彼は絶望した!自らが創造したのは正に天国だった!
人々は幸福になった!しかし、もとの世界は、自分のいた時とは全く違う、再び新しい世界になった!そして、自分が死んでいることになっている世界に飛ばされた、
即ち、自分の宿敵が生きているパラレルワールドに来てしまったのだ!!!!!!
しかし、神は彼を見捨ててはいなかったのかもしれない。彼にとって、2度目の運命的出会いがあったからだ。
その人物こそ、ゲーニッツである。仕事の関係でアメリカに来たレオポルドは、人生の破滅を迎えた浮浪者と化したプッチと貧困街で出会った。
不良A「おっ!みろよ、こんなところに神父さんが来て居やがるぜ!」
不良B「ホントだ!HU〜いったい何しに来たんだろうな。まっ、知ったこっちゃねぇけどな。」
ゲーニッツは、はやし立てる不良をことごとく無視しながらプッチの前に立つ。その目は、まるで死んだ者の目をしていた。まるで生気のないマネキンだ。
ここまで来たのは仕事以外にもわけがある。ゲーニッツは、とある者の命を受け、彼のところまでやってきたのだ。
ゲーニッツ「神に仕えしエンリコ・プッチよ。君にはまだなすべきことがある。君が神に従順なれば、私についてきてはもらえないかね?」
しかし、プッチは反応しない。只の生ける屍だ。その上、不良や浮浪者もはやし立てる。
浮浪者「そんなやつ、いってぇ何になるんだぁ?飯でも食わしてくれんのか?あ?」
不良者「そうだ、そんなことより、俺らになんか恵んでくれよ。なぁ、神父さんよぉ!」
そうまくしたてる彼らだが、すぐに黙る結果となる。一人の不良者が、ゲーニッツの背後から鉄パイプで殴ろうとしたのだ。
だが、彼はすぐに後悔しながら『死ぬ』という最悪の結果が待ち受けていた。