二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

Wizard//Magica Infinity −9− 完

INDEX|7ページ/22ページ|

次のページ前のページ
 



さぁ…終わらせよう…全てを。





受け入れよう…過去を。




立ち向かおう…現在を。






歩きだそう…未来を!!







「さぁ、グランドフィナーレだ!!」


「「「「チョーイイネ!『スペシャル』サイコー!!」」」」

4人のドラゴンがベルトに指輪をかざし魔法を発動させる。

ウォータードラゴンは腰にドラゴンの尻尾を出現させワルプルギスから放たれた魔力砲を全てなぎ払う。

ハリケーンドラゴンは背中にドラゴンの翼を出現させ空高く舞い上がり高圧電流を放ちワルプルギスの動きを止める。

ランドドラゴンは両手にドラゴンの爪を出現させワルプルギスの身体を切り刻む。

そしてフレイムドラゴンは胸にドラゴンの頭を出現させ火炎放射を放ち瞬く間にワルプルギスを炎へと包み込んだ!


「ファイナルタイム!『オールドラゴン』プリーズ!!」
「ドラゴンっ!!俺に力をっ!!!!」

4つのドラゴンが魔法陣へと変わり俺の元へ戻る。背中には4つのエレメントを催した魔法陣が出現した。次第に腰にドラゴンの尻尾、背中にドラゴンの翼、両腕にドラゴンの爪が装着された。

これが…俺の希望と絶望を受け入れた真の姿…。


「仮面ライダーウィザード・インフィニティードラゴンスタイル」


『アハハ……アハ……ハ…』


「もう…笑う必要は無い」




明けない夜なんて無い。



「いくぞ…ワルプルギス!」



常に光はある。


君たちの、すぐそばに。




『アハ………ハ………ハ………』




この世界には、俺達…『仮面ライダー』が存在するのだから。




「ハルト…」



「……ハル…ト…






…お兄ちゃん……」







闇が現れたら、いくらでも蹴って振り払う。
俺たちは希望と明日を与える戦士、仮面ライダー

皆の笑顔は俺達が守る!!






「はぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァアアアあ゛あ゛あ゛ッッッッ!!!!!!!!」







両足蹴りを放つ。すると俺の足の先にドラゴンの頭が出現しそのままワルプルギスへと直撃した。

その瞬間、目の前が真っ白に広がっていく。

そして五感が少しずつ消えていく…意識が遠のく…





すべてが…無くなっていった−−−。