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G Generation Guardian

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「いはい!いはいよぉ!」

「ベル、確かにお前は若い。いや、幼いくらいだ…しかし、それでも赦されないことがある。…それ程までに私が老婆に見えるかァ!?」

「ヒガウヨォ!はなひてぇ!」

そう言われ、エウロペはベルの頬を離す。ベルの真っ白な裸が赤く腫れ、瞳は涙で潤んでいた。そね頬を手でさすりながら、彼女は弁解を始めた。

「だってお母さんのお母さんなんでしょ?だったら私にとってはお祖母ちゃんかな、って思って…」

「そういうことか…言い分は分かったが、言い方というものがあるだろう?ベルも私の事は「エウロペ」で構わない。だから“おばあちゃん”はやめてくれ。」

「分かった…エウロペ。」

「それでいい。」

エウロペは満足げにそう言えば、先程ベルを抓ったその手で優しく頭を撫でた。その声には先程までとは違い、暖かみが篭っている。ベルはその行動に戸惑うが、特に嫌がる様子は見せなかった。むしろ逆に、案外満更でも無さそうである。そして、今度はベルナデットが三人に向け言葉を紡ぎ始めた。
「…一応、ベルちゃんと私が親子だってことは他言無用にしてほしいの。皆を混乱させて欲しくないから…ベルちゃんも、出来るなら今まで通りで呼んで欲しいな。」

「勿論です。ここだけのヒミツということで。」

「分かったよ!お姉ちゃん!!」

「ありがとう、ベルちゃん、フォント君!…じゃあ、皆を集めなくちゃ!」

「…頼む、テテニス。お前が…お前達が、最後の希望かもしれないのだから。」


「うん。」

これから程なくしてベルナデット達は自分の仲間達を集めにいく。「地球をコロニーレーザーで直接攻撃する」奇天烈で出鱈目とも言える計画。その全貌は。そして、それは「フォントが知る」ものと同じ計画であるのか?
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん