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G Generation Guardian

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「…とりあえず木星の悪い奴らがすげぇ兵器で地球を狙ってるって事は分かったけどよ、地球と木星って滅茶苦茶距離があるんだろ?それって当たるのか?」

ダイキは子供ながらなんとか話を聞いて、疑問を投げる。地球と木星の距離は約6万km。それ程の距離が離れていて攻撃が命中するのか…というのは誰しも疑問に思う事である。

「いや、当てられるよ。」

「本当なのか!?兄ちゃん!」

疑問に答えたのはトビアだった。彼はいち早く、この計画が実行に移せる「決め手」に勘づいていた。

「宇宙ってのは真空なんだ。つまり発せられるレーザーを遮る物は何も無い!だから例え6万kmの距離があろうとレーザーは地球に、届く…!!」

「そういう事だ。トビア・アロナクス。あとは寸分狂いのない角度調整を行えば、確実に地球を焼くことが可能だ。」
「そして、この計画はいつ発動されるんです?」


「…それは、解らない。だが、「今すぐ」には発動しない。」

「それって…!」

エウロペの言動に、面々は疑問を示す。何故そのような曖昧な事が断言出来るのか。

「状況が変わったからだろう?エウロペ・ドゥガチ。この世界は様々な世界が犇めき合い、同時に地球内、外に多くの戦力を有している。地球を潰した所で、今度はコロニー側の勢力が木星帝国を潰しに掛かる。そうなっては、コロニーレーザーだけでは対応し切れないからな。」

「その通りだ。…お前は…」
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん