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G Generation Guardian

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「君の話はフォックスから聞いた。君はこの世界で何が行っているのか。それを知りたいと言ったな。…それを知れば本当に後戻りは出来なくなるが、構わんかね?」

「はい!あんな事があった以上、もう元の様に過ごす事は出来ません。覚悟を決めてここに来たつもりです。」
ゼノンはハヤトの瞳を見る。真っ直ぐに自分を見詰めるその目には偽りは無いのだと、彼に確信させた。

「いいだろう。ならば話そう、我々「G GUARDIAN」「黒いMS」とは、「GENERATION WORLD」とは何なのかを。」


ハヤトは息を飲み、ゼノンが発す言葉の一つ一つに耳を傾けた。



「このGENERATION WORLDが数々の「並行世界」が混ざり合い、折り重なって形成された世界であることは君も知っているだろう。そしてその世界は元々交わることはなく、それぞれが一つの世界として存在していた。我々G GENERATIONの役目はその世界を他者の干渉が無いように護り存続していく事だった。しかし、それを「破壊」しようとする者達が現れたのだ。奴等の名は「G BREAK」。奴等の目的は「世界の破壊による、新世界の創造・支配」だ。遺憾ながら、その半分はGENERATION WORLDの誕生により達成されてしまったが。」

「想像を軽々しく越える単語が次々と…でも、だとしたら、逆に何故今まで並行世界を存続する事が可能だったんですか?」

「それは我々が保持、管理していた「GENERATION SYSTEM」によるものが大きい。これには今まで「人類の進化の可能性」である並行世界を管理するだけの能力が付与されている。管理と言っても「支配」している訳ではない。その世界の一つ一つが正常に歴史を進められるように見守るのがGENERATION SYSTEMの役目だ。我々G GUARDIANはGENERATION SYSTEMが察知したイレギュラーを修正することで並行世界は異常も無く存続が護られていた。しかし、G BREAKは他のイレギュラーとは違う、明らかに異質で凶悪な存在だった。なんせ、我々の防備を突破しGENERATION SYSTEMを掌握してしまったのだから。」

作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん