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G Generation Guardian

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ここでメッセージが途絶えた。一応指示は貰ったものの、全く見当が掴めない。

「…ロウ、これってどういう事?」

「行くしかねえ。…それに、プロフェッサーの事だから何かしら考えてんだろ。多分。」

ロウは片手で頭を抱えながら、歯切れの悪い言葉で返した。プロフェッサーの言う「迎え」が何なのかさえ解らない。しかし、逆に言えば行けば解るのだ。ならば、動くしかあるまい。

[とりあえず艦長に聞いてみたらどうだ?]

「…そうだな。作業が済んだら行ってみるか。」

相棒からの助言を貰い、ロウもその考えに賛同した。
これから一時間ほど後に、ロウ達は艦長の下へ相談に行った。勝手である事は承知していたのだが、仲間とまともな連絡が取れていない以上、此方としても一度合流はしておきたいところだ。
ブリッジの前まで来たところで一旦一呼吸置き、それから顔を上げ中へと入った。

「ロウ・ギュール!…艦長に何か用なのか?」

その言葉で出迎えたのは、エクストリームガンダムのパイロットであるレオス・アロイであった。それに、セシア・アウェア、ピーニャ、ブレイド、センナ、レイの姿もあり、奇しくもガンダムチームのパイロットが揃い踏みとなっていた。

「ああ、仲間から迎えを寄越すってメッセージが来たもんだからな。出て行く前の挨拶って奴さ。」

「そうか…。オレ達も似たようなものさ。俺とセシアとピーニャはGダイバーとして、この世界の真相を探りに、ブレイド達は一度自分達が所属する組織と合流する為に此処を発つ。」

「何時迄も此処でタダ飯かっ喰らう訳にもいかねえ。いい加減本業に戻らねえとな。」

レオス達、そしてブレイド達も、この“ギルド”で毎日を送る中で、自分がこの世界で成さなければならない事を考えていたのだ。それが解った今、この場で留まる訳にはいかない。行動に移さなければと謂う結論に至ったのだ。
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん