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G Generation Guardian

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ロウは声の主に対し、自分を襲った理由について問うた。これだけ大量の兵器を動かせるとなれば、そこらの盗賊等ではない筈だ。軍事関係者と見て間違いない。彼は過去にも自身が持つ技術を狙われ、企業や軍から「嫌がらせ」を受けてきた。当然、全て退けてきたのだが。

《目的…そう、この天才、ヴァレリオ・ヴァレリの目的は!お前にギャフンと言わせることだ!!!》

…… 


………


……………

声の主、いや、「ヴァレリオ・ヴァレリ」という男がこの宣言をすると、その場に静寂が起こってしまった。明らかに彼の発言を「馬鹿馬鹿しく」感じているといった様子だ。

《…何を黙っている?…ああそうか!この私とグランディーネ・アークの前に恐れをなしたのだな!仕方あるまい!!》


V.V.《ヴァレリオ・ヴァレリ》はそんな事は気にも留めず、呑気な減らず口を叩き続けている。

「なァ…あいつもう斬っちまっていいか…?」

先程まで興奮状態にあったブレイドであったが、V.V.の高らかな演説によって興を削がれてしまったようである。今の彼にあるのは、いかんともし難い不快感と、前方にある爆音発生装置を潰したいという破壊欲だけである。

「落ち着きブレイド。まだ何が隠されとるかわからんのや。」

あの巨大なMAに搭載された機能があのスピーカーだけであるとは考え難い。センナとしてはまず、相手の出方を伺い対策を練りたいところだ。それに今単騎特攻したところであれを破壊できる保証はない。

「ならオレが突破口を開く!行くよ、アリス・ファンネル!!」

この状況を突破しようと、果敢に飛び出したのはエクストリームガンダム。レオスが一度念じると、彼の眷属《アリス・ファンネル》は一糸乱れず主の意図に従い、動く。

「届け!T h e A s s a u l t F o r m!!!」

作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん