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G Generation Guardian

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ゼノンの顔面の数十?先で、ブレイドの拳は止まった。いや、“止められた”のだ。ブレイドの手首は、ゼノンではない誰かの腕に強く掴まれていた。

「何だァ、手前ェ…。」

ブレイドは自分の腕を掴んでいる男の顔を強く睨み付ける。
“俺の邪魔をするな”そう言いたげな表情である。
しかしながら、その顔を向けられた本人は自分の表情も、腕の力も微塵も変えようとしない。それどころか、掴む腕の力は強くなっている。

「だったらよぉ…」

ブレイドは空きになっているもう片方の拳を固め、対象を男へと変えて繰り出す。しかし男はその行動を読んでいたと言わんばかりにその拳を躱すと、掴んだ腕を離し、後ろに回り込みすかさず手刀をブレイドの首に振り下ろす。
しかしブレイドもみすみす急所に一撃をくれてやる程愚かでは無い。振り下ろされた手刀を左腕を盾にし防げば、今度は捻った腰を生かし右足での蹴りを繰り出す。
男は両手を組みその脚を受けるが、威力を殺しきれず体が後方に吹き飛ばされる。
これ以上のダメージを受けぬよう受け身をとり、態勢を立て直すと、ブレイドを見据え駆け出す。ブレイドもそれに応えるが如く走り出し、今度こそ潰すという意気を乗せて右ストレートを打ち出す。拳圧が格納庫の端まで届きそうな威力を秘めた一撃。しかしそれが当たる事は無かった。男がすんでの所で屈み、ブレイドの懐へ入り込んだからんである。
男とブレイドには数十cmの身長差と体格差がある。威力はあるが大振りになるブレイドの攻撃に対し、男は付け入る隙があったのだ。この好機を逃がすまいと、男は拳を固め、下から上へと抉り出す様な一撃をブレイドの頸部へ打ち出す。流石に守る術の無いブレイドはその拳を喰らい、その体は宙に浮く。勝負あったか、と周りの人間はそう感じたことだろう。しかし、このブレイドという男はその辺の常人とは訳が違った。上に突き飛ばされ、頭から落下する寸前に両腕を床に付け、空いた両足を男に向け放ったのだ。男は咄嗟に守りの構えに移行するが間に合わず、蹴りを受けてしまう。

「中々いい番犬飼ってんじゃねえか。なァ、艦長さんよ。…気が変わった。アンタの言う通り、暫く世話になって…」

「じゃあ機体の修理補給と、私らの衣食住は保障してくれるねんな?あと情報提供」

「勿論だ。その点に関しては心配しないで欲しい。」

「了解。…なんや、もう終わりかブレイド。」

ブレイドの喧嘩を尻目に、センナはエクシアから降りゼノンから待遇の確認を済ませていた。
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん