G Generation Guardian
「って何勝手に話進めてやがんだ!センナ!!」
「情報が欲しいって言ったのはアンタやろ?それに勝手に喧嘩吹っ掛けて。もし止まらんかったら麻酔弾打ち込んで無理矢理黙らせるつもりやったけど。」
「お前俺を何だと…。そういや、お前の名前教えろよ。俺はブレイド・インヴィンシブル。「西暦」から来たガンダムマイスタ―だ。」
「ネロ・シュテンベル。俺を犬と言うなら、貴様は猿だな。粗暴で野蛮な立ち振る舞い、吐き気がする。」
ブレイドに対し、ネロは吐き捨てる様に自分の名前と相手に対する蔑称を返した。
短気で血の気の多いブレイドは、それを聞き再び表情を厳しいものへと変えた。
「…こいつはもう少し躾が必要だな。なぁpooch《ワンちゃん》。」
「貴様から教わる事など無い。この下賤な山猿が。」
「はいはい、これから一緒に行動するんやからもう喧嘩しな、ブレイド。」
ブレイドとネロが再び睨み合い、ドッグファイトが再開されようとしたところにセンナが割って入り、ブレイドを窘める。渋々ブレイドは既に固めていた拳を緩めた。此処に居合わせた者の間で流れる空気が、少しだけ緩まったように思えた。当然、ブレイドとネロ以外の話であるが。
「正に犬猿の仲ってやつだな。…なぁ、俺達リ・ホームと合流させて貰えるんだろ?」
場が収まったところで、今度はロウがゼノンにそう問うた。異世界に迷い込み暫く本業どころではなったが、拠点があるのならば話は別である。ギルドでも多くの注文を受けているのだ。ロウとしては、一日も早くジャンク屋の仕事を再開したい。
「君達については問題ない。これから直ぐにでも送り届けよう。」
「助かるぜ。レッドフレームも早くメンテしてやりたいしな。」
ゼノンから快諾を得て、ロウも胸を撫で下ろす様な気持ちになった。
「あ、あと俺もノリで来ちゃいましたけど、良かったんでしょうか。」
今度は後ろからレイが不安そうに言葉を口にした。
一応口約束ではレオスに付いて行くという事になっているが、それを守らせる権利は向こうには無い。だからといって今放り出されれば困ることになるのも明確な事実であった。
そして何より、ここまで旅路を共にしてきた美女達や格納庫を見回しただけで確認できた美女達を手放すことが口惜しいと感じていた。
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん



