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G Generation Guardian

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『そちらが武装を破棄したのはこちらでも確認した。お前たちも「漂流者」の様だな。しかも来て間もない。与えられる限りの情報なら提供しよう。』

『すまねえ、頼むわ。』

「あの説得でよくもまあ上手くいったもんやな。ま、後でどねんかする気なんかもしれへんけど。」

「細けぇことはいいだろ。で…アンタらの後ろにいるMSはどうすりゃいいんだ、オッサン。」

ブレイドは艦長に後ろにいるMSについて聞く。GNソードを破棄したとはいえ、とりあえずGNビームサーベルはまだ残っている。一機の賊を片づける事など造作もない。

『あのMSは…』

そう艦長が言いかけた時、

『俺達を撃たないでくれ!!!!俺たちはジャンク屋だ、敵じゃねえ!!!!!もし撃つとしても待ってくれ!女も乗ってるんだ!!!』

凄まじい大音量が艦長の声を消し去り、辺り一帯に響き渡った。
発信元のMSは希しくもまた「紅いガンダムタイプ」であった。フライトユニットと思われる翼状のバックパックの背には白い兵装の様なものが付いており、何より目を引くのは深紅のフレームと腰に装備されている日本刀である。

エクストリームガンダムのパイロット、レオス・アロイはその機体と、そのパイロットである男の存在を知っていた。
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん