G Generation Guardian
「ま、まさか…C.E.世界のジャンク屋、日本刀、紅いガンダム…!」
レオスが知るGAデータ上の中で、それらに該当する人物は一人しかいなかった。
「宇宙一のジャンク屋、ロウ・ギュール!!!!!」
何故C.E.世界に存在する筈の彼がここに居るのかは理解出来なかったが、現実として存在しているのだ。しかし、データでも記されていたが何とも「馬鹿」さをひらかしている物言いである。本当に彼が数々の兵器を生み出してきた人物だと言うのか。まぁ、これこそが彼の持ち味なのかもしれないが。
『すみません、艦長さん。あの人も敵ではありませんよ。俺が保証します。』
レオスはあの紅いMSを攻撃しないように艦長に伝える。
『…いいだろう。どちらのMSも一旦は引き受ける。但し、不穏な素振りを見せたらそれなりの処遇を考えさせて頂く。いいな?』
『構わねえぜ、オッサン。』
『…何だか知らねえが、助かったのか?まぁ、いいか!』
[…いいのか?]
こうして突然現れた来訪者は無事艦艇に収容される事となった。しかし、レオスは拭いきれない疑問を持つ事となる。
「(おかしい…俺は知らないぞ、あの太陽炉搭載機[ガンダム]の事を…!)」
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん