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G Generation Guardian

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「お…俺の××を強く踏みつけながらいやらしく罵倒してくださ…」

その瞬間である。センナが身をかがめ、地面を蹴り跳躍の姿勢を見せたと思えば、固めた右拳を跳躍の勢いも乗せて少年の腹部にぶち当て、少年の身体を吹き飛ばす。成す術無く宙を舞う少年であるが、センナがその隙を見逃す筈がなかった。今度は全力で駆けだした後に高く跳躍。少年の頭を鷲掴みにするとそのまま地面に向けて打ちつけ、今度は彼の前髪を掴み持ち上げ、それによって開いた口に黒光りする鉄の塊を押し込んだ。それは勿論センナが愛用する拳銃である。

「さあ、何処を撃ち抜かれたい?5秒以内に答えたらリクエストに応えたるけど。」

「ほ…ほうはんえすううううう!!!!!(じょ、冗談ですうううううう!!!)」

あまりの予想外の出来事に、少年は目に涙を浮かべながら必死にセンナに弁解をする。
それが彼女に届いたのかは分からないが、口から拳銃は抜かれ、少年を拘束していた手も放された。そして少年の耳元に顔を近づけたセンナはこう呟いた。

「今回は目ぇ瞑ったる。…でも次そんなん言うようやったら、殺すで?」

「…はい。」

少年は放心したような表情でセンナにそう誓った。
しかし、少年は心の奥底でこう思っていた。

…悪くないかもしれない、と。
この賑やかさの絶えない市場であるが、その中でもとりわけ群衆を集める「パフォーマンス」が行われていた。

「でぃあ????っ!!!!!!」

その中心にいたのは、ブレイド達と時を同じくして現れた赤いMS。それは腰に差した日本刀を引きぬき、他のMSに持って貰っていた合金製の鉄骨を見事「真っ直ぐな振り」で両断して見せたのだ。普通ならばお目にかからないであろうMSのショーに、観客達は湧いていた。
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん