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G Generation Guardian

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「だ、大丈夫です、なんとか…」

『それなら良かった。それなら機体を持ってきてくれ。あと、この機体の事は内緒にしてくれよ。仕事がやりにくくなるからさ。』

「(仕事…?)はい、解りました。」

こうして俺達は、運命的ともいえる出逢いを果たし、この『ブラックロー運送』に転がり込むことになった。最も、俺が一番難儀したのはこの後の事なんだけど…


「俺はトビア・アロナクス!…いつも明るくニコニコ、ブラックロー運送の配達員…って言っても無理があるよなぁ…ドクロのガンダム、「クロスボーンガンダム・スカルハート」のパイロットさ。「クロスボーン・バンガード」って聞けば君もわかるだろ?」

「は、はぁ…俺はフォント・ボーです。MSはファントムって言って、話せば長くなるんですけど…。そしてこっちがベル…っていない!?」


「お母さぁん!!」

「えっ…ええっ!!?」

目を放して自己紹介していた時に…出逢ってしまった訳だ。

「私はベルナデット・ブリエットよ。貴女のお母さんじゃないわ。…まだ18歳だし…」

「えっ…ベルナデット?私も同じ名前なの!」

「そうなの?奇遇ね!」

未来の木星の姫君の親と子供がだ。クロスボーン・ガンダムが稼働していた時期は大体U.C.130年代。まだテテニス・ドゥガチ様はご懐妊すらされていない筈だ。本人はベルナデットと名乗ってはいるけど…間違いない。余りにも「似すぎて」いる。ていうか…本当に昔から変わって無かったんだなぁ、この人…
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん