G Generation Guardian
「「「「かんぱーい!!!」」」」
勢いのいい一声から宴は始まった。皆、普段は味わえない素材(他の世界では合成野菜や食料が当たり前であるが、今食卓に並んでいるのは全て人の手によって作られたものである。)を使用した料理に舌鼓を打ち、それぞれ会話に花を咲かせていた。
「皆、名前は何ていうの?何処から来たの?私はベルナデット!」
「俺か?俺はダイキ・リュウザキ!それでここにいる皆は「大いなる翼」を探してる「トレジャースター」のメンバー!俺は宇宙の男になるために皆と旅してるんだ!」
「私はルーガ。UEの襲撃で攫われた仲間を探してるにゃ。好きな物はお魚とお・か・ねにゃ?」
「ワイはコテツ!お好み焼き作らしたら世界一、いや宇宙一やで!」
少年達はいずれも11?13歳くらいだろうか。どちらにせよ、普通ならば学校に通って勉強を習っている年頃の子供だ。まだベルの方が歳は上だろう。
「皆楽しそうだね!…私とお友達になれないかな?」
「勿論だぜ!…えーと…」
「ベルでいいよ!多分私のがお姉ちゃんだけど。」
「ああ、宜しくな、ベル!」
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん