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G Generation Guardian

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「こっちも負けてらんないよ!MSは出せる!?」


『ファントム、行けます!』

『全然大丈夫ですよ?艦長。』

「よっしゃ!トビアとネロは?」


「あの二人は…今合流します!」

レーダーを見たベルナデットはそうオンモに報告した。すると、コロニーのゲートからトビアのスカルハート、そしてネロのZ-01が姿を現した。

『遅くなりました、艦長!』

『これよりそちらの指揮下に入る。』

「…ちょっと待って、アンタ本当にネロかい?」

通信から聞こえたネロの雰囲気と顔付きの変貌ぶりに、オンモは戸惑いを見せる。
『正真正銘、ネロ・シュテンベルだ。今は敵を叩く。』

そんなオンモを気にも留めずに、ネロは淡々とした口調で話し続ける。

『別に俺達の敵になった訳じゃないですし、今は気にしないでください、艦長。』

申し訳程度にトビアも言うが、放っておいていいものなのだろうか?とオンモは疑問符を浮かべた。しかし、今はそんな事に気を取られていては仕方が無いというのも確かだ。

「わかったよ、今はアンタを信用する。このコロニーに降り掛かる火の粉を払いな、ネロ!」

『任務了解。作戦行動を開始する。』

『行ってくるよ、ベルナデット。』

「ええ、気をつけてね。トビア…。」

『じゃ、俺達も出撃しようか。』

『ええ、ファントム、行きます!!』

こうして「海賊残党軍」の四機が出撃した。四つの光は綺麗な軌道を描き、接近する軍勢へと突撃していく。

「あれがアイツらのMSか…見たこと無いが恰好いいな!コテツ!ルーガ!お前らも負けんじゃねえぞ!」

『ワイらにおまかせや!ダイキがおらんでもやったるで!!』

『そうにゃ。あんにゃ奴等、ちょちょいのちょいにゃ!』


シリウスの激に、コテツとルーガは勢い良く応えた。そして二人のMSも出撃していく。

作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん