G Generation Guardian
「お前の戦いなんか知ったこっちゃねえ!仲間を傷付ける奴は絶対に許さねえ!!覚悟しやがれ!」
「行け、無人機部隊!あのガンダムの首を討れぇ!!」
ザンギの一言で、散らばっていたヴェイガンの無人機機体は一斉にガンダムAGE-1・フェニックスウェアへと狙いを定める。
「今の俺は、当たると痛ぇぞ!!!」
ダイキは操縦桿を握り、力強くペダルを踏むと、ガンダムはそれに応えるように凄まじい加速を見せる。そして襲い来る敵を次々とその剣撃で破壊していく。
「コイツでとどめだ!!《フェニックスウェア・ソードモード》!!」
ラアアァァイジング!!!シュウウウウトッ!!!
ガンダムの羽根が巨大な剣に変形し、それを投げ付ける様にすれば、今度は大鳥の様に変形し、炎を纏って敵陣を駆け巡る。敵機体は成す術もなく餌食となり、その一撃に狩り尽くされていく。
「ほう…侮っていた。貴様もやるではないか。しかし、まだ力が荒い。完全にには使いこなせていないか…。面白い、勝負を預ける!!次に合間見える時までの楽しみとしておこう!」
そう高々と言い放つと、ザンギは機体を飛行形態へと変型させ、戦線から離脱した。まるで、戦場に吹き荒れる嵐そのものと言えるような男であった。
「兄ちゃん、けがは無いか?」
「ああ。……済まない。」
「謝ることねぇよ。仲間を助けてくれたんだからさ。これでおあいこだ!」
「フッ…。そうだな。艦へ戻るぞ。まだ敵は残っている。」
作品名:G Generation Guardian 作家名:かめわん