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４，５章

ストリキニーネの使用上の注意からの抜粋

ストリキニーネは、ナノマシンを常駐させている方にも利用出来る安楽剤です。ですが、過剰な飲用はナノマシンの機能を停止し、生命活動の危険を誘発する可能性が存在します。
そのため、利用は六錠以内に留め、絶対に七錠以上の飲用を行わないで下さい。特に十三錠を超える飲用は、確実に利用者の生命活動を停止することが、自社の研究によって証明されています。絶対にそうような目的で、ストリキニーネを利用しないで下さい。
自社はストリキニーネの過剰摂取によって生じた死亡事故を含む如何なる損害に対して、法律上の責任を一切負いません。予め、このことを承認した上で、この製品を購入して下さい。
また、ある種の薬品（睡眠薬）との併用は、過度の多幸感を生じさせ、脳神経に損傷を生じさせる可能性を有しています。自社の研究により、七錠以上のストリキニーネとある種の薬品との併用は、二時間以上の多幸感を誘発し、脳神経に修復可能な程度ながら、確実な損傷を与えることが確認されています。絶対にそのような目的で、ストリキニーネを利用しないで下さい。
自社はストリキニーネの過剰摂取によって生じた死亡事故を含む如何なる損害に対して、法律上の責任を一切負いません。予め、このことを承認した上で、この製品を購入して下さい。
ストリキニーネは、その品質と値段を安価に抑えるため、利用者の事情により、これ以上の飲用が不可能になった場合、残りの錠剤を再利用する場合があります。自社はこの再利用によって生じた全ての損害の責任を負うことはありません。予め、このことを承認した上で、この製品を購入して下さい。
当薬品には三錠、六錠、十二錠、百錠のセットが存在していますが、様々な理由から、自社としては百錠のセットの購入をお奨めしています。

ストリキニーネの使用に関するネット情報

ストリキニーネを用いた自己解決を図ろうとする場合、百錠のセットを買うことは強く勧める。
十二錠セットまでのストリキニーネには、服用者の生命活動が停止した場合に起動するナノマシンが含まれており、何錠飲んでも自己解決に至らないと報告されているからだ。
注意事項として、ストリキニーネを用いた自己解決には、心臓における強い発作が伴い、その苦痛は筆舌に絶するものだと一般に言われていることを留意しておくべきだろう。
多幸感を目的とした場合は、十二錠のセットがお奨めである。百錠のセットには脳神経に干渉し、服用者のリラックスを阻害するナノマシンが含まれているからである。
同時に併用する睡眠薬としては、ストリキニーネを販売しているユニオンと同じものを勧める。他社の薬品を用いた場合、一定の確率で酷い虚脱感が誘発され、長引くと一月以上の間、正常な人間活動が行えない事態が生じるからである。
また自己解決後においては、薬剤の中に含まれたナノマシンがユニオンへと情報を発信し、社員が抜け殻を回収し、医学の発展へと役立ててくれるらしく、抜け殻の処理などの費用を心配する必要はないが、一部の請求会社から遺族に料金の支払いを求められる例が確認されている。
この場合は、請求されてから六時間以内にユニオンの窓口にその旨を告げれば、ユニオンが料金を代替してくれるので、メモなどを残す場合はその旨を書いておくと良い。