銀魂 −アインクラッド篇−
・・・
アレ?
なんだコレ
空が真っ黒だ。
アレ?
真っ黒なのは俺じゃねーか。
アレ?
なんで俺こんなことになったんだっけ。
アレ?
ちょっと待て。俺・・・死んじまったのか?
いや、おかしくね?
そもそも俺ぁストパーにしようとしただけなんだよ?
それなのに気が付けば訳のわかんねぇ世界に移動するし、己の剣と腕前のみで百層まで攻略しろっていわれるし、化物ばっかでてくるし、口くさいし・・・あ、口くさいのは関係ねぇか。
だけど、なんでストパーにしようとしただけで世界を救う的なことする感じになってんの?
おまけに、もう絶命寸前になってんのよ?
いや、やっぱりおかしくね?
ここ、銀魂じゃねぇのによぉ――――。
―・・・・ぁぁぁん・・・・っ!―
あ?
―ぎ・・・・ちゃ・・・・・ん!!―
この声・・・・・どっかで・・・・・
―銀・・・・・ん!―
―ぎ・・・・・き・・・・っ!!―
懐かしいな。
昔、よく聞いた声だ。
―・・・・さぁぁぁん!!愛して・・・・ゥゥゥ!!―
―若ぁ・・・・・・・ぁぁぁ!!―
おいおい、変態どもの声も聞こえてきたよ。
―銀時ぃぃ・・・・ィィィ!!―
―銀さぁぁぁ・・・・んっ!!―
おいおい。
どうなってんだこりゃ?
あいつらの声が聞こえてきやがる。
「銀さぁぁぁんンンン!あんたいったい何時まで寝てるんだァァァァ!銀さんがいないと銀魂が終わっちゃうじゃないかァァァァ!!」
「銀ちゃぁぁぁぁぁん!!はやく帰ってきてヨォォォォ!!みんなこっちで待っているから起きてヨォォォォォ!!」
新八・・・・
神楽・・・・
「銀さん!新ちゃんも神楽ちゃんもあなたの帰りをずっと待っていますよ!早く起きてくださいね!」
「銀時!これ以上妙ちゃんを心配させることは僕が許さんぞ!」
「キキィ!(はやく起きないとウ〇コ投げるぞ!)」
「銀さぁぁぁぁぁん!!これでも起きないってことは、もしかしてお目覚めのキスが必要なのね!!?そうなのね!!?もう焦らすんだから!!」
「若ぁ!!接吻が必要なのであれば何故早く言ってくれなかったのですか!!この東城、覚悟は当にできておりますぞ!!」
「東城!貴様はもう帰れ!」
「おい猿飛やめんか!!・・・おほん、おい銀時。いい加減にしなんし。貴様がいなければわっちらの話が進まんぞ。早く目覚めろ・・・・その・・・・貴様がいないと、寂しいんじゃ・・・」
「月詠姐、今なんて言ったの?声が小さすぎておいら聞き取れなかったよ!」
「な、なんでもないわ!」
「ほら、早く起きないと大変なことになりますよ?・・・・ね?銀さん・・・・みんな、銀さんの帰りを待っていますよ」
お前ら・・・・。
ったく、こちとら忙しくて暇もねぇってのに好き放題言いやがって。
でも、忘れかけていたぜ。
俺ぁこの世界のモブでもゲストでも、ピッポやフーコでもリルルでもエルでも美代子さんでもなんでもねぇ――――っ!
俺ぁ・・・・
『銀魂』の主人公、坂田銀時だ―――ッ!!
作品名:銀魂 −アインクラッド篇− 作家名:a-o-w



