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銀魂 −アインクラッド篇−

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「俺たちはデータだから実際にアルコールは摂取している訳ではないが、特殊なエンジンで仮想的に状態変化を起こしているだけだ。だからギンさん、データだからって飲み過ぎは禁物だぞ?」
「そう言いなさんな。ほら、エギルさんよ。あんたも飲んでみって」
「お、おいおいそんなに注がなくても・・・うぅむ、たしかに美味いぞ!ギンさん、俺も注いでやろう!」
「ん〜・・・確かに美味しいけど、やっぱりアスナの料理には勝てないな」
「なにっ!?てんめぇキリト!!まさかアスナ司令官の手料理食べたことがあるってんのか!!?」
「たまにだよ!たまぁに!!・・・いや、だけど美味しい!なんか高級っぽい!」
「ぽい。じゃなくて、本当に高級なんだよ!これだからガキは・・・」

少しずつ大人組の状態変化が進んだために、せっかくの御洒落なVIPルーム内は、まるで格安居酒屋の宴会場のような状態となり、キリトとエギルが気にしていた当初のクラインへの疑心もいつの間にか無くなっていた―――。