銀魂 −アインクラッド篇−
第十三訓「最期の力」
銀魂 ―アインクラッド篇―
エピソード1
ファントム・ゴリラ
近藤勲が消えた!
真選組副長の土方十四郎は元いた世界を旅立ち浮遊城「アインクラッド」へ訪れる。そこは、己の剣とスキルのみで100層をクリアしなければ脱出することのできないデス・ゲームが行われている世界だった。その開戦された半年が経過した時に到着した彼を待ち受けていたのは殺人ギルド『ラフィン・コフィン』とその討伐を目論む為に結成された名もないギルドとの戦いの最中だった。やや押され気味であった名もないギルド側に加担した土方は自身の持つ指揮力とフォロー力を惜しみなく発揮し、ラフィン・コフィンを退けることに成功する。その土方の功績を湛えて名もなきギルドの指揮官に任命された土方は『新撰組』を結成。幾多の階層を経てラフィン・コフィンの討伐を請け負い数カ月が過ぎた頃、土方の元へ一つの伝文が到着する。密林が生い茂る迷宮区でゴリラのような人物が丸裸でラフィン・コフィンを相手にしていたとの目撃情報が入ったのだ。土方はそのゴリラという情報だけを頼りに忘れかけていた当初の目的を思い出し、単身で迷宮区へと入っていく・・・・。
「っておいィィィィィッ!!ちょっと待てェェェェッ!!てめぇどっから始めるつもりしてんのォォォ!?あと、なんで俺たちの活躍ス〇ーウォーズ風!?そもそもス〇ーウォーズっぽく始めたらそのエピソードとエピソードの間に何が起こっていたかオープニングで全部片付いちまうだろうがァァァッ!!」
「しょうがねぇだろ。今更お前等がどこでなにしてたなんて説明を始めたらまた先に進まなくなるだろぉが。おまけに銀さん今戦っている最中なのよ?どうしてもやりたきゃ『外伝』だの『後日談』とかでやれば良いだろぉ?今更本編中で過去編とかに飛ばされても困るから。お前等の出来事はこ〜やって、都合の良いオープニングの中で片付けときゃ良いんだよ」
「俺達の激戦どぉでも良いってかァァァァッ!!?こちとらオープニングで片付けられるような生活送ってないのぉッ!てめぇ探すのに1年半かかってんのぉッ!」
ちなみに、PCで閲覧をしている人は横読み状態のままゆっくりと下へスクロールをするとそれっぽくなるぞ?ぜひ、試してみよう!
「ふっざけんなァァァッ!!俺達の激戦を語らせやがれェェェェェェエエエッ!!!!」
作品名:銀魂 −アインクラッド篇− 作家名:a-o-w