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不良「さらに！！手札からフィールド魔法【伝説の都　アトランティス】を発動！！」

フィールドが海の中にある都のアトランティスに変わる。
※ADB（オートマチック・デュエリング・ビジョン）です
魚が泳ぎ、太陽の光が海中に差し込むリアリティは毎回驚かされる。
周りにいるギャラリーにも見えていて、みなが「おぉー」と声を上げている。

不良「このカードがフィールド上に存在する限り、
　　　フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は２００ポイントアップする。
　　　また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは１つ下がる。
　　　さらに手札から【海皇の竜騎隊】をレベル３として召喚！！」

《海皇の竜騎隊/水/海竜族/★３（元は★４）/　ATK２０００　DEF２００（元はATK１８００DEF０）》

不良「こいつがフィールド上にいる限り、自分フィールド上の★３以下の海竜族モンスターは相手に直接攻撃ができる！！」

ホープ「１８００のモンスターが直接攻撃アトランティスをなんとかできれば・・・」

由佳「でも、potのデッキに魔法・罠除去系のカードは・・・」

ホープ「あぁ・・・入っていない・・・」

やべぇ・・・やべぇぞ・・・
魔法・罠除去系カードを入れてない俺にはきついぞ！！

不良「バトル！！カタストルでセットモンスターに攻撃！！」

A・O・J　カタストル　ATK２２００

セットモンスター
キラー・トマト　DEF１１００

キラー・トマトはカタストルの光線で破裂する。

pot「ここで！キラー・トマトの効果発動！！キラー・トマトが戦闘によって墓地に送られた時、デッキから攻撃力１５００以下の
　　　闇属性モンスター１体を攻撃表示で特殊召喚する！！」

デッキの中からカードを1枚抜き取り、ディスクの上にのせる。

pot「来い！！【ガガガマジシャン】！！」

長い鎖を首からぶら下げて、長い帽子を被った男が現れる。

《ガガガマジシャン/闇/魔法使い族/★４/　ATK１５００　DEF１０００》

由佳「あれ？カタストルの効果は？」

ホープ「カタストルは表側表示のカードに攻撃した時のみ発動する。今回は、裏側守備表示のモンスターに攻撃したため発動しなかったんだ」

pot・由佳「なるほど。」

ホープ「potもかっ！！」

不良「・・・・海皇の竜騎隊で直接攻撃！！」

pot「お前はいま攻撃と言ったな？この時、俺の罠カードが発動する！！」

伏せカードが表になる！

pot「【聖なるバリア〜ミラーフォース〜】！！！」

ミラーフォースが発動するとギャラリーが「おぉぉぉぉ！！！」と歓喜する
そう、ミラーフォースは数々のデュエリストを逆転させてきたカードなのだ。

pot「このカードは相手モンスターの攻撃宣言時に発動することができる！
　　　相手フィールド上に表側攻撃表示で存在するモンスターを全て破壊する！！！」

不良「なにっ！！！？？？？」

海皇の竜騎隊が突撃している先に、七色に輝くバリアが現れ、そこから光の帯が発生し、不良のモンスターに襲いかかる！

不良「くそっ・・・・・・なぁんてな。俺はこいつを発動する！！」

不良のフィールド上に存在していた伏せカードが表向きになる。

不良「【海流神の加護】発動！！このターンのエンドフェイズ時まで、自分フィールド上の全ての
　　　レベル３以下の水属性モンスターは、戦闘及びカードの効果では破壊されない！！」

pot「！？」

不良「よって海皇の竜騎隊はミラーフォースの効果で破壊されない！」

光の帯が海皇の竜騎隊に襲いかかるが、海中の奥深くから青いバリアが飛んできて竜騎隊をつつみ、帯から守った。

pot「しかし！カタストルは破壊だ！！」

光の帯はカタストルを貫き、カタストルはあまりの衝撃で、爆発する。

不良「くっ・・だが、竜騎隊の直接攻撃は通るぜ！！」

竜騎隊の攻撃がpotを襲う

pot「ぐあぁぁぁぁっ」

pot：LP４０００⇒２０００

俺は激しい衝撃で尻餅をつきそうになるが、ぐっとこらえた。

ホープ「ライフが半分も・・・」

由佳「大丈夫・・・potなら大丈夫」

俺は、よろよろと立ち上がった。
やば、カッコ悪い。

不良「けっ！！えらく大口叩いたが、次のターンの直接攻撃で終わっちまうぞ？
　　　俺はターンを終了」

＜手札：２＞

pot「・・・俺のターン！！ドロー！！」

・・・！
いいカードを引いた！！

pot「俺は手札から【ガガガボルト】を発動！！このカードは自分フィールド上に【ガガガ】と名のついたカードがある場合にのみ
　　　発動できる！フィールド上のカードを1枚選択して破壊する！
　　　俺が選択するのは【伝説の都　アトランティス】！！」

そう叫ぶと、ガガガマジシャンの指先から稲妻がほとばしり、フィールド魔法カードに直撃し破壊させる。
すると、アトランティスの映像が消えて、もとの商店街の映像に戻った。

pot「そして、俺はガガガマジシャンを守備表示に変更し、カードを伏せてターンエンド」

＜手札：１＞

不良「俺のターン！ドロー！！！」

不良「竜騎隊は★４になってしまって直接攻撃はできない・・・が」

不良「俺は手札から【真海皇トライドン】を召喚！！」

《真海皇トライドン/水/海竜族/★３/ATK　１６００　DEF　８００》

不良「こいつはレベル３！よって竜騎隊の効果で直接攻撃が可能となる！」

pot「なんだと！？」

不良「さらに手札を1枚墓地へ送り装備魔法【閃光の双剣ートライス】を海皇の竜騎隊に装備！！」

ホープ「これは・・・まずい！まずいぞ！pot！！」

不良「こいつは手札のカード１枚を墓地に送ってモンスター装備する。
　　　装備モンスターの攻撃力は５００ポイントダウンするが、
　　　装備モンスターはバトルフェイズ中に２回攻撃する事ができる！！」

海皇の竜騎隊
ATK１８００⇒１３００

pot「！？」

不良「バトルフェイズ！」

由佳「全ての攻撃が通ったら負けちゃう！！」

pot「くそっ・・・・・」

不良「バトルフェイズ！まずは真海皇トライドンで直接攻撃！！」

真海皇トライドン　ATK１６００

トライドンの噛み付きが俺を襲う

pot「ぐあぁぁぁぁぁ！！」

LP２０００⇒２００

不良「ハハハ！！もうライフが風前の灯火だな！！！！」

ホープ「pot・・・」

不良「いくぜ！海皇の龍騎隊でガガガマジシャンに攻撃！！！」

海皇の竜騎隊　ATK１３００

ガガガマジシャン　DEF１０００

竜騎隊の攻撃がガガガマジシャンに近づく。

pot「今、このタイミングでこの罠カードを発動する！」

pot以外のみんな「！？」

俺の伏せていたカードが表向きになる。

pot「【ガガガシールド】！！」

真ん中に「我」と書かれた盾がガガガマジシャンの前に現れる。

pot「こいつは発動後、装備カードとなり、自分フィールド上の魔法使い族モンスター１体に装備する！
　　　俺はガガガマジシャンに装備！！」

ガガガマジシャンはガガガシールドを掴む。