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続 さらば宇宙戦艦ヤマト ミオ編 3

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  「こんにちは、森ですが、藤堂様のお宅でしょうか?」

ユキの父は自宅へ帰ると早速藤堂に電話を入れた。

  <まぁ先日はどうもありがとうございました。その後ミオは?>

藤堂の妻が対応した

  「はい、元気に学校に通っていたのですが…ちょっとご相談したい事が
   ありまして…ご主人は?」(父)
  <えぇ、今日はもうすぐ帰ると思いますが…お急ぎでしたら携帯に掛けて
   頂いた方が確実かと思います。>(藤堂の妻)
  「掛けても大丈夫でしょうか?」(父)
  <えぇ、森さんは大丈夫だと思います。もし出られなければ折り返し連絡が
   入ると思いますわ。>(藤堂の妻)
  「わかりました。携帯に賭けてみます。ありがとうございました。」

父は手短に電話を済ませるとすぐに藤堂の携帯を鳴らした

  <藤堂です、森さん何かありましたか?>(藤堂)

藤堂はすぐに出てくれた。エアカーで移動中だったので助手席には相原が座っている

  「はい、今日ミオの学校に呼び出されたのですが…実は…」(父)
  <あぁ、すみません、今日はもう仕事が終わりなのでそちらへ向かいます。
   おじゃましても構いませんか?>(藤堂)
  「…ご迷惑じゃないですか?わざわざ…私たちが向かいます。」(父)
  <いいですよ、今移動中なので…相原ここから森さんの所へ向かうのに時間
   はどれぐらいかかるかね?>(藤堂)
  <そうですね、30分ほどあれば伺う事が出来ると思います>

相原が少し離れた所で藤堂と会話してるのが聞こえた

  <森さん、30分程で行けますので…少しお待ちください。>(藤堂)
  「すみません…よろしくお願いします。」(父)
  <いえいえ、ミオの事、という事は孫の事と同じですから…何でも相談
   してください。できるだけの事はします。>(藤堂)

藤堂はそう言うと“では・・”と言って携帯を切った。




  「気になりますね…携帯へかけてくるという事は余程の事でしょう。」

相原も気になった。そこへ藤堂の携帯が再び鳴った。

  「大丈夫だ、妻からのメールだよ。」(藤堂)

藤堂が相原に言ってからメールを開いた。

  「先に自宅へ電話があったそうだ。やはり急いでいたらしい。」

相原は運転手にできるだけ早く行けるよう合図をした

  「多分、テストがあったから飛び級の話かと思ったんですがちょっと状況が
   違うっぽいですね。」(相原)
  「そうか、テストだったのか…詳しいな。何か知ってるのか?」(藤堂)
  「実は今日、ミオは南部の家に行ってるんですよ。」(相原)
  「なるほど…じゃぁ集合がかかってるという事か。」(藤堂)
  「いえ…」(相原)
  「キミ…(運転手に向かって)私が下りたら彼を南部重工業の実家に
   送り届けてやってくれないか?住所はナビに入ってる。」(藤堂)
  「長官!大丈夫です、森さん宅の用事が終わったらエアートレインで
   向かいますから。」(相原)
  「いや、相原が遅れたら何かあったとヤマトのクルーは思うだろう。森さん
   との話が終わったら概要をメールで送っておくからすぐに目を通して
   おいてほしいのと何か変わった様子がないか知らせてくれ。」(藤堂)

相原は藤堂の気持ちにこたえる事にした。

  「了解しました。相原、南部宅へ向かいます。」(相原)