二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

機動戦士ガンダムRS 第40話 ラクス出撃

INDEX|2ページ/4ページ|

次のページ前のページ
 

総員、第一戦闘配備」
 各員は、自分の持ち場に向かった。
 僚艦も既にレーダーでキャッチしており戦闘準備が行われていた。
「いいか?
艦隊は、このまま水平面で攻撃を仕掛ける。
マン・マシーン隊は、水平面より上から攻撃しろ。
各機、最大船速」
 ラッセ少佐が戦法について命令した。
これは、頭を押さえて逃げ道をふさぐ戦法である。
下方は、地球であるためよっぽどの性能を持っていない限り大気圏突入は不可能である。
そうなれば必然的に逃避軌道が二次元になる。
さらに敵は、月へ向かうとにらみ背後に月があるようにした。
これによって遠回りか小艦隊を強行突破しなければ月へ行くことが困難になってしまった。
ラッセ少佐は、それを狙った。
 マン・マシーン隊も次々と出撃した。
そしてそのほとんどがユーピテル・バズーカを主兵装としていた。

                 ※

 エターナルの打ち上げは、アークエンジェルにも伝えられた。
「エターナルが?」
 モビルスーツデッキでその情報を聞いたアスラン中佐は、動揺を隠せなかった。
近くには、キラ大尉もいた。
「僕のフリーダムを使って」
 キラ大尉がアスラン中佐に提案した。
フリーダムガンダムは、ジャスティスガンダムと比べて航続距離が長いことがその理由だった。
「断る。
俺は、重火器主体の機体より近接武器主体の機体の方が好みなんだ。
だからエターナルへは、お前が行ってくれ」
 アスラン中佐は、キラ大尉にお願いした。
「わかった」
 キラは、承諾した。
 キラは、ノーマルスーツに着替えフリーダムガンダムのコックピットに入った。
そしてシステムをオンラインにした。
その時通信が入った。
「キラ」
 相手は、アスランだった。
「お前は、まだ死ねない」
 その言葉にキラ大尉は、少し驚いたがすぐに納得した。
「解ってるよな?
お前も俺もまだ死ねないんだ。
絶対に戻ってこい」
 キラ大尉は、黙ってうなずいた。
フリーダムガンダムは、発進準備を完了させた。
「キラ・ヤマト、フリーダム。
行きます」
 キラ大尉は、エターナルの救援のため出撃した。

                  ※

 敵の接近は、エターナルでも確認できた。
「7時の方向にマン・マシーン部隊。
数48機。
その後方に敵戦艦。
数8隻」
 ダコスタ副艦長が報告した。
「ただのパトロールじゃないな。
こちらの動きを予測してきた連中だ」
 バルトフェルド艦長が敵がどういう意図でここに来たのか推測した。
「主砲、発射準備。
CPU、作動」
 バルトフェルド艦長が命令を出した。
「月へ行くことができますか?」
 ラクスが不安そうに質問した。
「難しいですね」
 1言そういうとバルトフェルド艦長は、振り返った。
「月へ行くためには前方にいる奴らを突破しなければならないしこれはフリーダム、ジャスティスならびにプロヴィデンスの専用運用艦ですから艦載機も出払っている状態ですしね」
 バルトフェルド艦長がラクスに月へ行くための方法と現在のエターナルの状況を説明した。
状況は、思わしくなかった。

                 ※

 マン・マシーン隊は、ゲタを新型艦に飛ばした。

                 ※

「迎撃開始」
 バルトフェルド艦長の命令でミサイルが一斉発射しゲタを迎撃した。
「主砲、撃て」
 バルトフェルド艦長の命令で主砲が2回発射された。
それによってユーピテル4機が撃墜した。
「ブルーアルファ5、及びチャーリー7より、ユーピテル6」
 ダコスタ少佐が敵機の位置を報告した。
「来るぞ。
対空」
 バルトフェルド艦長の命令で58mmCIWSで弾幕を張った。
1機のユーピテルが4連グレネードを発射したが弾幕で防がれた。
1機のユーピテルは、弾幕の中をすり抜けユーピテル・バズーカを4発撃ったが弾幕で防がれた。
1機のユーピテルは、離れたところからユーピテル・バズーカ1発を撃った。
1機のユーピテルは、離れた場所から6発装填型のミサイルランチャーを2基で計12発撃った。
さらに別のユーピテルも両手に持ったミサイルランチャーを撃った。

                 ※

 それは、エターナルでも確認できた。
「ブルーデルタ12に尚もユーピテル4。
ミサイルが来ます」
 ダコスタ副艦長が報告すると迎撃ミサイルで防いだ。
「迎撃が追いつきません。
ミサイルが当たります」
 ダコスタ副艦長が悲鳴に近い声で報告した。
バルトフェルド艦長は、苦しい表情をしてその時を黙って待つしかなかった。

                 ※

 戦場に着いたキラ大尉は、ミサイル攻撃を受けている新型艦を守るべくルプスビームライフルで10基のミサイルを瞬く間に迎撃した。

                 ※

 それは、エターナルでも確認できた。
「フリーダム」
 ラクスは、フリーダムガンダムのパイロットがアスランではないかと淡い気持ちになってしまった。

                 ※

 キラ大尉は、攻撃目標をユーピテルに変えた。
まずルプスビームライフルで1機のユーピテルを撃墜した。
1機のユーピテルは、120mmマシンガンを撃ったがフェイズシフト装甲に効果はなく無視して接近すると足蹴りでコックピットをつぶすと機体を蹴った。
そのユーピテルは、漏電からコックピット付近が小爆破し最終的に爆発した。
他のユーピテルも120mmマシンガンを撃ったがルプスビームライフルで迎撃され撃墜された。
1機のユーピテルは、ビームサーベルを抜刀して切りかかろうとしたがキラ大尉はフリーダムガンダムの左手でラケルタビームサーベルを抜刀させる方が速かった。
その結果そのユーピテルは、切られ撃墜された。
振り向きざまにルプスビームライフルで撃墜した。
さらに4機のユーピテルを連続で撃墜した。
しかし4機目を撃墜した後にその背後に別のユーピテルがいたのに少し驚いたがピクウス76mm近接防御機関砲で迎撃し撃墜した。
次の獲物を探そうとしていたとき右側からマシンガンの攻撃を受けた。
キラ大尉は、その方向にルプスビームライフルを撃ち1機のユーピテルを撃墜した。
さらに1機のユーピテルに接近すると左手に持っていたラケルタビームサーベルで切り撃墜した。
別のもう1機にも接近すると左手に持っていたラケルタビームサーベルで切り撃墜した。
そしてバラエーナプラズマ収束ビーム砲で1機のユーピテルを撃墜した。
クスィフィアスレール砲で2機のユーピテルを撃墜した。
そして1機のユーピテルにラミネートアンチビームシールドを投げつけた。
ラミネートアンチビームシールドは、ユーピテルのコックピット部分にめり込みパイロットを圧死させた。
機体が爆発するとキラ大尉は、ラミネートアンチビームシールドを回収した。
そしてルプスビームライフルで1機のユーピテルを撃墜した。
さらにバラエーナプラズマ収束ビーム砲で2機のユーピテルを同時に撃墜した。