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タダオ イクオ
タダオ イクオ
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生徒会の慈悲

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会長が自信満々に公言する。その会長の衣装をみてみると絵本に出てくるピーターバンのクッグ船長の衣装だった。
そんなものどこにあったのか…。気になったので訊いてみることにする。
「購買に売ってたわ!」
会長が発言をする、さっきまで行方知らずだった、深夏が戻ってくる。
深夏の衣装を見てみると熱血そのものだった…。それで俺も会長に衣装をせがまれたので
―ここはノリで桂ざごは。所謂落語かの衣装をすることに決める。そして購買で衣装を買い、クローゼットに入って着替える。
着替え終わると俺は生徒会室に戻る。そして衣装を来た知弦さんと真冬ちゃんが生徒会室に来るのだが…。
知弦さんはともかく真冬ちゃんの衣装は予測は出来ない。俺は頭の中で考え込む。そして着替え終わった二人が生徒会室に入ってくる。


第二録『分裂する生徒会』

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

音楽祭が終わってから一週間が過ぎる。
俺はいつものように生徒会に行くのだが。様子が違っていた。
俺より早くリリシアさんが来ている。不思議に思い声をかける。
「リリシアさん、生徒会に何かようですか?」
リリシアさんに声をかけたあと思いもよらない事を言われる。
「今年の生徒会は悪すぎますわ。」
「だからわたくしは、優勝した時に生徒会の
再選挙を願い出たのですわ。」
そう高らかに公言してきたのだった。もし会長が変わってしまったら。
俺は生徒会に居られなくなる…。危険を感じたのか。真儀瑠先生を呼びに行くことにする。
その途中に哀れみをした会長と出会う。
「杉崎…。どうしよう私会長じゃなくなるかもしれない…。」
そう俺に訴えかけてくる会長。会長の頭を撫ぜ、俺は決意をする。
「大丈夫ですよ!会長。何か手を考えましょう!」
会長慰めた後、真儀瑠先生のもとに向かう。
「どういうことですか?こんなこと聞いてませんよ!」
真儀瑠先生に訴えかける。すると立ち退きは一週間後と言われる。規定されいたようだ…。
どうしようと一週間思い悩んでいた。それでも答えは出ずに一週間過ぎてしまった。
立ち退きの日だ。とりあえず、生徒会のメンバー全員で立ち退く。
そして独自に部屋を変え、作戦を練ることにする。
その部屋は生徒会室の横、普段誰も使わない個室だった。
「どうしてこんな事になったんだろ…。」
会長が哀れな顔して、こっちを見つめる。
たしかにこれはいくら考えてもおかしすぎる。あの音楽祭は誰かの思惑に思える。
そう思っても仕方がない、今まで会長達がいた生徒会室に行ってみると。リリシアさんがいて、何かしていた。
それから―1週間がたってしまう。
次第に馴染んできたのか、今までの生徒会よりすごく良く学校も活気に満ちていた。
それでも生徒会も黙っていられない、このままだとあの生徒会に戻れない。
そう俺がいて会長がいて深夏がいて真冬ちゃんがいて知弦さんがいるあの生徒会に。
分裂してしまった生徒会。それでもなんとかして、あの生徒会に戻したい。
それで俺は会長。深夏。真冬ちゃん。知弦さん。全員に声を掛ける。
そして俺が考えた一つのアイデアをみんなに伝える。
―リリシアさんには悪いが…。このさい仕方がない。その作戦とは…。
俺が言う前に会長が公言していた。
「前会長のよさをみんなに伝えるのよ!」
そして会長と俺は真儀瑠先生のもとに行きある一つの方法を伝える。
「よかろう。私が伝える。」
真儀瑠先生がOKしてくれたのだ。
その作戦とは、一週間交代で生徒会をして全校生徒が良かったほうに投票する。そう言うものだった。
―そしてこの事はリリシアさんには伝えないことにする。そして一週間後
約束の日が来る。いつものように生徒会室に行ってみるといつものメンバーが顔を揃えていた。
そして会議が始まる。会議の内容はもちろん―
「議題はもちろん生徒会のことについてよ!」
会長が高らかに公言をする。公言をしたあと全員が一斉に
「今までどおりでいいんじゃない?」
そう公言する、その意見に俺も賛同する。
「碧陽学園の生徒会はこうじゃなくちゃ!」
そしていつものように会議が始まる。議題の内容は夢の話だった。
「杉崎はどんな夢みてるの?」
会長が俺に尋ねてくる。夢か…。そう言えば今まで見てたのは生徒会の夢しかないからな…。
「俺ですか!それはもちろん俺のハーレムの夢に決まってるじゃないですか!」
俺の発言のあと、会長は無視して深夏のほうに行く。
「みなつはどんな夢見てるの?」
会長が深夏に尋ねる、予想はしていたが…。
「わたしか。熱血系が多いかな?中でも昨日みた夢は…。」
そのあとも話しをしていたが無視をする。そして―真冬ちゃんには訊かないでおこう。
俺が真冬ちゃんのほうに向かうが。そう思って知弦さんのほうに行ってしまう。
「真冬は寝ませんから。夢なんて見ません。たまに見るのは、杉崎先輩の夢だけです。」
俺の夢ってどんな夢だろ気になったので聞いてみることにする。
「どんな夢かな?真冬ちゃん」
「杉崎先輩と中目黒先輩の夢です。」
思ってた通りの答えだった。真冬ちゃんと話したあとに知弦さんのほうに行くと…。
何やら本を読んでいる知弦さん。気になったので
見てみることにする。見てみるとその本には「悪夢のみかた」と書いてあった。
「何ですか?その本は知弦さん。」
「キー君知らないの?夢を見てから死んだって言う人がいるのよ。」
「この本はその事を書いてるの知りたくないかしら?」
「俺はそんなの知りたくないです…。」
俺がそう言ったあとに知弦さんは笑いながらこう言った。
「この本を拾ったのよ、気味が悪いから捨てようと思ったのだけど、少し読んでみただけよ。」
その発言のあと溜息をつく。そして知弦さんに夢の話しを持ちかけようとしたのだが…。
会長がいきなり自分の夢について語ってきた。
「私は大人だから。見る夢も違うわ!」
予想は出来ていたが一応聞いてみることにする。
「どんな夢ですか?会長。」
「わた飴の夢をみたわ。」
その後会長をからかって。今日の生徒会は終了した。
そして―投票の日が来る。沢山の生徒が投票する。そして総計を宣言される。
「桜野くりむ234455票。藤堂リリシア234456票よって生徒会長は藤堂リリシア―」
そう司会が言おうとした時だ。投票していない二人の生徒が投票をしに来る。そして二票入る。
「間違えました。桜野くりむ234457票。藤堂リリシア234456票よって生徒会長は桜野くりむ。」
良かった。でもどうしてだろう。その時深夏と知弦さんがいなかった。
そして投票した生徒が俺のほうに駆け寄ってくる。
「上手くいった。これでまた生徒会やっていけるんだよな…。」
泣きながら駆け寄ってくるその生徒は深夏だった。そしてもう一人の生徒は知弦さんだった。
「変装する作戦成功したわ。」
そう発言をする、―少しずるいかも知れないけど。
それでもいつものメンバーで生徒会を続けられると思うと嬉し涙が出てくる。
そして一週間が過ぎいつものように生徒会室に行く。
そう俺のハーレムがいる生徒会に。


第三録『着信スル生徒会』

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作品名:生徒会の慈悲 作家名:タダオ イクオ