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守るべきもの

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「そっちは怖い・・・
地上を行かないなら協力しない」

地下道を通ることをアニは拒否した

「な・・・何言ってんだてめぇは!?

さっさとこっちに来いよ!!」

エレンが怒鳴る

「エレン!叫ばないで」

「大丈夫でしょ?ミカサ

さっきからこの辺には・・・

何故か全く人がいないから」

道には全く人通りもなく
気味が悪いくらい静かだ
アニはそのことに当然気づいていた

「まったく・・・傷つくよ
一体いつからアルミン、あんたは私を
そんな目で見るようになったの?」

アルミンの右手には
煙弾用の銃が握られていた

「アニ・・・何で

何でマルコの立体機動装置を持ってたの?」

アニは目を見開き
少し驚いたような表情を見せた

「わずかなキズやヘコみだって
一緒に整備した思い出だから・・・

僕にはわかった」

「そう・・・あれは・・・

拾ったの」

アニは特別焦った表情もせず
淡々と答えた

「・・・じゃあ
生け捕りにした2体の巨人は
アニが殺したの?」

「さぁね・・・
でも、1ヶ月前にそう思ってたんなら
何でその時に行動しなかったの?」

アルミンは確信してしまった
心の底では違って欲しかったと
祈っていた

「今だって信じられないよ・・・
きっと、何かの間違いだって思いたくて
そのせいで・・・

でも、アニだってあの時・・・
僕を殺さなかったから
今こんなことになってるんじゃないか・・・」

アニはアルミンから目をそらす

「あぁ・・・心底そう思うよ
まさかあんたにここまで追い詰められるなんてね

あの時・・・何で、だろうね」

「オイ・・・
アニ、お前が間の悪いバカで

クソつまんない冗談で話を合わせてる可能性が
まだ・・・あるからっ

とにかく!!こっちに来い!!

この地下に入るだけで
証明できることがあるんだ!!

こっちに来て証明しろ!!」

「そっちには行けない

私は・・・戦士に成り損ねた」

エレンの叫びも虚しく
アニは小さく呟いた

「だから・・・
つまんねぇって言ってるだろうが!!」

「話してよアニ!
僕たちはまだ話し合うことができる!!」

エレンとアルミンが二人で叫ぶ

「もういい」

ミカサはマントを脱ぎ
荷物をドサドサッと降ろす

「不毛・・・」

そして、抜剣した

「もう一度ズタズタにしてやる

女型の巨人」

ミカサは構えて睨みつける

アニはそれを見て
微笑んだ

「アルミン
私があんたのいい人でよかったね

ひとまずあんたは賭けに勝った・・・

でも、私が賭けたのはここからだから」

パンッ

アルミンが音響弾を打つ
それと同時に待機していた
調査兵団のメンバーがアニを捕らえる

しかし、アニは仕込み指輪の針で
自分の指を切った

作品名:守るべきもの 作家名:葉入