二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル

INDEX|116ページ/169ページ|

次のページ前のページ
 

まあ、女のコ相手にキレるという無茶なトコだけど、ある程度説得力を持たせたくて、
硝子の言葉をかなりキツくして、まくらとの絆からめて正当化させてみたつもり。
……上手くいってるかはアレですけど(-_-;)
んで、硝子の真意に気付いてからは、男らしく硝子の怒りを全部受け止めようと。
雪姫庇いつつ、硝子のことも思いやったりと、一応計佑を持ち上げてみようとはしたつもり……

キレられるのにはまだ耐えられても、無視には耐え切れず泣いてしまう硝子ちゃん……
……うん、シカトはつらいよね……やっぱりあの原作のラストはないよね(´Д⊂ヽ

もしかすると、随分硝子が怖く思われてるかもしれないんですけど……
僕ん中では、これでも一応いいコのほうなんですよ?
計佑に嫌われるの覚悟で、まくらの為にソフトのとこでキレてみたり。
シャワーのとこで、雪姫をひっかけようとはしてますが、転びそうな所ではちゃんと支えたりと、
決して悪いコじゃあないんだよ……? というのを一応書いてはみたつもりなのですが。
……結局、歯ぎしりで台無しかな(^_^;)

顧問のタロウマル先生はこちらでは出ません。
あの人絡めて、雪姫先輩を美味しく出来るネタは思いつけなかった……
うーん……「白井は男に困らないんでしょ〜……なんか攻略法教えてよ〜……」
みたいな雪姫に絡むとか? ……ウザイだけだし(-_-;)
んー……それに対して
「何も特別なことは……そもそも、お目当ての人には応えてもらえないし」
とか計佑見やって、計佑ともども赤くなる、くらいしか思いつけない……その程度なら、特にいらないかなって。

どっかで見た意見で、うろ覚えなんでちょっと違ってるかもしれないんですけど、
パジャカノの欠点で、縦の繋がりというか、歴史の積み重ね? だか、
過去のイベントを現在のイベントにつなげてない、みたいな非難を見たような記憶があるんですが……
まあ、そんな風になってしまうのは無理もない話だと……
"大人の事情"で、話を随分と無理やり変更させられたりする中で、
そんな紐付けとかそうそう出来るわきゃないのです……(-_-;)

それでも、なんか印象に残った指摘だったので、
こちらの話では意識的にそういう要素を増やしてみたり。
例えば14話では、4話での事を雪姫が語ったり。
その次の15話で、計佑がキスしてしまった時の事を回想したり。
20話で、クマストラップの話が出てきたり。
前回の22話でも、温泉の時に硝子が言っていたことを振り返ったり、
前日、前々日の計佑と雪姫の様子についてまくらが語ったり。
まあ他にも、ちょくちょくそれを意識して書いてきてます。

20から22話までは自分好みのラブコメに出来たのに、今回は、うーん……でした。
最初は、今回の23話では殆どコメディ入れられないかと思ってたぐらいなんですけど、
シャワーのとこの、先輩のに多少と、
あと前回雪姫とアリスの関係を改変しちゃったお陰で、ラストにも入れることが出来ました。
いや〜……最初はいらんコと思ってたアリスが、ここまで役に立つとは本当に想像もしてなかった。
アリスがいなかったら、屋上のシーンはもしかしたら全くなくて、
硝子の歯ぎしりで今回は締めという可能性もあったワケで。
……もしそんな事になっていたら、17話のラストどころじゃないですね^^;

……ただ、アリスのキャラがブレすぎではありますけどね(-_-;)
出てきたばっかの頃は超お子様だった筈なのに大胆すぎる(汗)
うーん……アリスの表面意識では、もう計佑は家族みたいなモンってことにしといてくださいm(__)m

でも、原作でのアリスって、濱田先生は本当はどういう目的で登場させたのかな、ってふと気になりました。
もし雪姫が本命ってことなら、
僕が書いてるような方向性でもそんな間違ったアレではなさそうと思ってんですけど、
原作はまくらが本命なワケで……うーん。
アリスが妹ポジにおさまって、それで今まで妹みたいに思ってたまくらへの本当の気持ちを自覚する、とか?
にしたって、原作のほうは計佑×まくらに兄妹テイストはあんまなかったしな……
単純に、ひっかきまわしキャラとかの予定だったんでしょうか……

計佑、雪姫、アリスで三すくみが出来ましたね……勿論狙ったワケではなく、たまたまなんですが(汗)
……そもそも、三すくみが出来たからといってどうなるワケでもないけど(-_-;)
アリスは硝子に弱くて、硝子はまくらに弱くて、まくらは雪姫に弱い……ってまで広げると、
ヒロイン達の間では綺麗に環が出来ますね。……って、あ!! ホタル忘れてる(汗)
……んー、まあホタルはジョーカーみたいなもんだしいっか(^_^;)

計佑が硝子のシャワーあがりを待つ所。
あんだけ人の心読める硝子なのに、計佑が許すことは予想してないのか……?
……といっても、話作りの都合上、それを予想されちゃうと厳しすぎるので(T_T)
でもそれだけで片付けてもダメですかね……ええと、
半ば予想していても、嫌われたのではという不安は、やはり乙女としては大きくて、
理性だけでは読み切れないとか。

なんか誤解させてしまってる事もありえるかもなので言い訳しとくと、
計佑が言った雪姫に負けないくらい……のやつは大人びた部分だけであって、
美人度数まで雪姫と同等……って思ってるワケではないんですよ? 計佑にとって。

シャワー棟前で、いったい計佑はどんな愛の言葉を雪姫に囁いたのか……
まあ、そんなすごい殺し文句は思いつけなかったから、あんな感じに誤魔化しましたm(__)m
でもでも、こういうのは読み手の想像にまかせたほうが美味しいってとこ、ありますよ……ね?

そして、落ち込んでた先輩がコロっと立ち直るパターンは、これまた18話でも書いてたりした筈……

幼児のようにキラキラした目で空を見つめる計佑に『カワイイなぁ……』
ってなる雪姫ってのもありかなぁとは思ったけど、
ヤキモチネタのほうが僕ぁ好みなもんで、徹底的にヤキモチ尽くしにしてみました。

ここでの発見役を茂武市にしたのは、勿論、硝子だと怖くなりすぎるかと思って、
そしておちゃらけキャラの茂武市に呆れさせる事で、
より雪姫たちのバカップルぶりが引き立つかなぁという、2つの理由からでした。

レンジマンに出てきた女マネージャーのセリフで、
『欠点が目についても好きでいられるのは本物の恋』
みたいなのがあって、それは雪姫がもう体現してるので、
計佑のほうでは更に進んで、欠点 (嫉妬深すぎるトコ) すら愛しいって感じにしてやりました(≧∇≦)/
─────────────────────────────────

第24話-1 『合宿二日目・まくらの怒り。雪姫たちの喜劇。「妹扱いくらい、続けてよ……」』


 <24話-1>


 合宿二日目の朝。
起床した計佑が寝泊まりに利用している体育館を出て、顔を洗いに行こうと廊下を歩いていると──

「もおおお! 絶対許しませんからねっ、アリス!!」
「あははは! 捕まえられたら、忘れてあげてもいーよ、おねえちゃんっ!!」