白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル
「ちょ、ちょっとって……全然そんな風に見えないよ? ホントに大丈夫?
きついんだったら、ムリに付き合ってくれなくていいからっ」
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↑しょっちゅう暴走するけど、いざという時にはちゃんと計佑の体調とか優先できる、優しい先輩///
24話辺りで、計佑と雪姫同時の心理描写にチャレンジしてみたけど、
結局ピンと来なかったので、今回はやっぱり、はっきりと切り替える方向にしてみました。
スパスパ切り替えまくるのも良くないのかもしんないですけど、
自分の場合はこのやり方のほうが、やっぱりいい気がするのでm(__)m
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「……なに、ぼうっとしてるの……?
……い、今は、ちゃんと私のコト見ててくれないとヤだよ……?」
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↑この辺は、島編、地下室でのタイマーが鳴る直前の雪姫の心情を思い出して、
同じようなパターンとして書いてみました。
いつかのアトガキでも書いたかもですけど、
原作でも、計佑と雪姫の『手』の触れ合い描写って、すごく印象的に描かれてましたよね(*´∀`*)
4話での、強引に引っ張りだされた時から始まり、旅行編での色々、……そして映画館でのアレ(T_T)
……コホン。まあそういう訳で、こちらの話でも、『手』をクローズアップした展開にしてみました。
そしてこのシーン、まったりのまま終わらせるか、最後に第三者入れてコメディ的に落とすかどうかは、
ちょっと悩んだんですけど。
……でもやっぱり、好みはラブコメなので。落とすコトにして、清掃員出してみました。
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「いいのっ。あんな悪魔みたいなコには、こんなんがお似合いだもん!!」
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↑ここんトコは、
「だって宿題だってまだ全然やってなかったのよっ!? そんなコに、こんなご褒美みたいなの不要です」
みたいなコトまで追加で言わせようかと思ったんだけど、
なんかそれだと陰口というか告げ口ぽくなる気がしたので、
基本先輩は持ち上げたい僕としては、やめる事にしました。
喫茶店と買い物のトコはダイジェストみたくなっちゃいましたね……
ここも詳しく書いてたらどんだけ長くなるか怖かったので(-_-;)
まあでも、僕だったら美味しく思える部分は入れたつもりなんで、それなりには満足してたりです。
このデートのトコで、
"計佑を下着売り場とかに連れ込もうとして、慌てる様を楽しむ先輩"
みたいなのも考えたんですけど、
ここではそういう先輩見せずにおいて、最後の最後で、
しばらく見せていなかった小悪魔モードを披露、ってした方が印象的かなぁと思って、やめる事にしました。
雪姫が、まくらの嫉妬について語る場面。
あれは一応、雪姫のコトに置き換えても通じるようにしたかったんだけど……できてますかね?
「同じ "彼女候補" って立場にいるハズなのに、向こうは優しくされて、こっちはちょっと扱いが雑──」とか。
いや、計佑としてはある意味最大に気を使ってるんだけどっ、雪姫相手には。
でもまあ、雪姫からしたら……アリスにばっかりベタベタさわってるようにしか思えないワケだから(^^ゞ
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1つの恩返しも出来ないままでお別れなんて、まくらにだって申し訳なさ過ぎて。
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↑まくらの勉強みてあげたりとかあったけど、あんなんは先輩にとっては数にも入らないのです(≧∇≦)/
まあ先輩にとっては、計佑との仲をとりもってくれた色々は、本当に大恩ってことで。
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「家で一人きりで寝るコトも多いとか、そんなのつらいに決まってるよ……!!
私だって、そんなのだったら寂しくて寂しくて耐えられないに決まってるよ……!!」
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↑フツーに一人暮らしこなしてる多くの女性から失笑されてしまうだろうセリフ(-_-;)
……んでも、ここの先輩はとことん弱虫なファンタジー娘なんでっ(`・ω・´)ゞ
電話のとこで、まくらがワザとからかって雪姫を慰めるトコロ。
あそこは、自分にしては上手いコトやれたような気がしてます。
22話での、計佑が「いつもニコニコして、周りだって元気にしてみせる──」
みたいなのを、ちゃんと具体的に書けたような気がするので……
雪姫とのデートで、雪姫を宥めるために口にした「早く仲直りしたいから──」
……なのに、結局引越し当日までほったらかしか、この計佑?(-_-;)
……う〜ん。やっぱり実際に実行に移すのはなかなか難しいってコトで……
まくらも、多分計佑から逃げまわっていたハズなので……
ふと、まくら視点で最近の話を振り返ってみたんですけど……、
近頃はほったらかしにされてると思ってたところに、数年ぶりに試合観戦に来てくれると。
それに大張り切りしてみれば、シカトで迎えられ。
そして次の日には、自分だけのモノだったアクションもポッと出の(^^ゞ 小娘に奪われて。
更にその夜には、家族でもある自分にだって見せてくれないような大泣きを、人に見せているトコロを発見。
……これをもしまくら視点で描いてたら、計佑には殺意しかわかないかもですね……
何となく、ましろ色シンフォニーアニメ版の騒ぎみたいなイメージが思い浮かんだり……
原作の名シーンの一つ「卒業するよ」(雪姫派の僕には鳴シーン(T_T))ですが、
16話あたりの後書きで予告していた通り、ようやくここで使わせてもらいました。
……けど、その結果雪姫との電話と合わせて、
まくらがえらく健気で切ないコになってしまった気が……
こんなにいいコだと、計佑と雪姫が悪者ぽいかなあ……
二人共、結局最後までまくらの気もしらんと無神経なこと言い合ってた訳で……んむむ。
いや、まくらエンド見たければ原作コミック開けば済む話なんですが。
……でもあのラスト、
なんか秒速0.05メートルを思い出させるコトもあって、今ひとつハッピーエンドの気がしないんですよね(-_-;)
あの後、まくらが普通に心変わりしてしまうような気がしてしまったりでね……
……まあそれを利用して『原作』最終回からも雪姫エンド、
な話をサクッと書いてしまったりもしてしまったんですけど。
なんだかんだ言っても、どこまでも先輩のコトしか考えないのです(≧∇≦)/
ちなみに、その短編は今のトコ投稿する気ないんですけどね……
それ投稿しちゃうと、この長編と喰い合うっていうか、新しく見に来てくれる人がいた場合、
その短編から見始めちゃうとそれでもう気が済んじゃって、こちらの長編を読んでくれない(T_T)
という可能性が不安なものですから……(-_-;)
作品名:白井雪姫先輩の比重を増やしてみた、パジャマな彼女・パラレル 作家名:GOHON



