魔法少女エンジェルハート♪
先生はそういうと元の位置にもどってほかの生徒を見守っていた。本来私の学園はああやって正門に先生がたつことはほとんどない・・。何かあったのかなと私がふと考えるとほかの4人が行こうぜと声をかけたので考えるのをやめて自分の教室へと向かった。教室では色々な生徒が挨拶をしている。それもそのはず昨日まで特別休校になっていたからだ。原因は学校の近くで不慮の大事故がおきたので。と先生方はいっていたけど・・・。そんなことを考えていると後ろから声が聴こえたので振り返るとそこにたっていたのはクラスのライバルでありお嬢様の金剛院 留美がたっていた。
留美「お久しぶりですわね~。ユイ。貴方さっきから考え事してるように見えましたけど・・・まさかこのわたくしをどうやって負かそうと考えていたのかしら~?」
相変わらずの態度である。それもそのはず金剛グループの一人娘であり魔法の授業でユイと争い負けたのをきっかけにユイを異常にライバル視するようになったのだった。
由衣「留美ちゃん^^;そうじゃないよ・・。この急な休みが不慮の大事故だけでなるかなっておもって・・・。」
由衣がそういうと留美はなるほどと納得したかのような態度をとっている。
留美「確かに・・・貴方のおっしゃってることは一理あるわね・・。この学園は土地も広いから事故で急な休みはありえませんわね・・・。」
果たして・・・その不慮の大事故とは・・・。そして、なぜ先生が校門に立って見守りをしていたのか・・・・。この続きは第二幕へと・・・つづく・・。 ~第一章 第一幕~ ~第一章 第2幕~
教室で留美ちゃんたちと話していると先生がやってきてホームルームが始まった。先生の話を聴きながらふと窓の外を見ると・・・。外に見知らぬ影がうごめいているのを見つけたその影は右往左往している。かといって害をあたえるわけでもなくそこから消えてしまった。一体なんだろうと考えていると先生がやってきて「クラス委員」ってきこえなかったのかと怒られてしまった。私はそそくさ教壇前に立って自己紹介を含めクラスの目標を発表した。
由衣「皆さん。おはようございます。私はこのクラスのクラス委員の桜川 由衣といいます。宜しくお願いいたします。それではさっそくですが今学期の目標を発表したいと思います。目標は・・・・全員が攻守魔法を覚えることにしましょう。以上です。皆さん頑張って今学期行きましょう!!」
そういった後せきにつこうとしたらこのまま体育館に集合ということなので友達と一緒に体育館へ向かった。私達の学園の体育館はかなり立派である。全校生徒が軽々入る巨大な会館なようなものだ。そうこうしてるうちに全校生徒が集まり校長先生のお話がはじまった・・・。
校長先生「え~皆様おはようございます。特別休暇はどうやってすごしましたでしょうか?急な近くの研究所の爆発で生徒を全員退避する目的で特別休暇をもうけ・・・・。」校長の話が続いている。私達全校生徒は1500人いますがその中で魔法を覚える学科はおよそ500人程度になります。そうこうしているうちに朝の朝会がおわり、それぞれ教室へ戻っていく生徒達。私も皆と一緒にもどろうとすると声をかけてきた人がいる。私が振り返るとそこに立っていたのはあったことのない男子生徒だった。私が声をかけようとするとその男子は話し始めた。
男子生徒「はじめまして。桜川 由衣さん。私は2年C組の佐々木 啓介といいます。貴方をひと目見たときから気に入りました。やっぱり可愛いですね。私と友達からでいいのでお付き合いしていただけますか?」
作品名:魔法少女エンジェルハート♪ 作家名:桜川 由衣