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かじみちつめ

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最終回も加地未知でしたありがとうございました感想



最終回も加地未知でしたーーーーーーーー!!!!!

日本医療産業機構の理事会で天堂総長がスピーチしている生中継を、外科医たちは医局のテレビで見ている。
加地先生、みかん食べてます。
もちろん、香川のみかんですね!
前回家出した未知子が医局に泊まったときに食べていた、未知子もお気に入りのみかんですね!
このとき、加地先生は一個皮をむいたのを手に持っていて、そのまえにあるテーブルには、一個分の皮と、皮をむいていないみかん二個。
天堂総長のスピーチが終わり、テレビを消したあと、阿智先生は立ちあがって西の勝利を宣言する。
それを見あげる加地先生の手には皮をむいたみかん、そしてそのまえにあるテーブルには、三個分ぐらいの皮と、皮をむいていないみかん一個。
加地先生いつのまにそんなに食べたの?
っていうか、合計数増えてない……? 私の見間違い……?
それはともかくとして、本当に香川のみかん大好きだね、加地先生。
その消費の早さから言って、あっというまに食べ尽くしてしまいそうな中で、未知子にわけてあげたんだね。
西の先生たちが自分の席のほうに去って行くのを、加地先生たちは追っていく。
その途中で、加地先生はど真ん中の席にいる未知子の横を通り過ぎたあと振り返る。
「おい、デーモン、おまえも知らんぷりしてないで参加しろよ」
「いたしません」
加地先生、未知子の横、素通りできないんだね!
ちょっかい出さずにはいられないんだね!
存在が気になって気になってしかたなくて、話がしたいんだね!
でも、それを素直に表現できない妙齢男子……。
そして、未知子に断られて怒ったように加地先生は左手をサッと振りあげておろすんですが、そのまま去って行くのかと思いきや、未知子のほうを見てますよね……?
そのあと、立ち止まったまま未知子を見ている加地先生を原先生が追い抜いて、さらに西の先生たちに文句を言いに行きますが、このときもまだ加地先生は未知子を見てますよね……?
なんですか、これ!?
加地未知シーンですね。ありがとうございました!
それから、東の先生たちと西の先生たちは境界線をあいだにはさんで向かい合って立って言い争い、加地先生も声を荒げたりするんですが、そんな言い争いは完全無視して未知子が自分の席で「返信来ないなー」と言うと、先生たちは未知子のほうを見て、そのあと他の先生たちはまた境界線の向こうにいる陣営のほうを向くんですが、たったひとり加地先生だけが未知子のほうへ近づいてくる……!
え、なにこれ!?
なんで、加地先生だけ!?
しかも、加地先生が戦線離れて未知子のほうに行ったのに、他の先生たちはまたにらみ合いを始めるんですか!
これって、他の先生たちは加地未知を公認してるってことでいいですよね!?
まーた加地先生、大門先生のほうへ行ったよ。いつものことだから放っておこうって感じなんですよね!
加地先生は未知子の机の上に積まれたうちわを一枚手に取る。
「デーモン、どうしたの、このうちわ」
さっきまで声を荒げていたのが嘘のようにやわらかい声です。
もう加地先生にとって東西の争いなんかどうでも良くて、未知子とお喋りしたいようです……。
未知子は机に突っ伏していて加地先生を見ないままだけど。
「これ?」
「うん」
「このひとの秘書がくれた。快気祝いだって」
「ふーん」
ちゃんと返事する未知子に相づちを打つ加地先生。
か、可愛い……!
そのあと他の先生もやってきてうちわを手に取ってあおぐ。時事ネタですね。
それはともかくとして、わりと最初のほうから加地未知、ありがとうございましたーーーーー!



作品名:かじみちつめ 作家名:hujio