二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

かじみちつめ

INDEX|28ページ/37ページ|

次のページ前のページ
 


術前カンファレンスで、天堂総長が数週間後に国立高度医療センターを去ることになると告げたとき、白木看護師長が切ない表情をして女っぽくて高畑さんうまになあって思いました。
さらに富士川外科部長が昨日辞表を提出したことを加藤事務局長が伝えたとき、みんなが驚き戸惑っている中、白木看護師長がさっきとは打って変わって毅然とした姿に、溜飲を下げたって感じかなと思いました。
これって、天堂総長が富士川外科部長よりも白木看護師長を選んだってことですもんねー。
白木看護師長の辞表は受け取らず、富士川外科部長には辞表を書くようにうながした。
まあ、富士川外科部長は白木看護師長に罪をなすりつけようとしたから当然と言えば当然だけど、でも、白木看護師長がみずから罪をかぶろうとしたのを利用しても戦略的には良かったかもしれないところだったので、天堂総長が白木看護師長を大切に想っているのを感じました。
これまで白木看護師長は富士川外科部長に年齢のことでバカにされたりしてきたし、天堂総長の裁量、嬉しかっただろうなぁ。
そのあと、戦略統合外科海老名部長のもと邁進していただきたいと天堂部長が言うと、海老名たん、嬉しくて嬉しくてたまらない様子で立ちあがる。
なんて可愛い子……!
でも、隣の席の加地先生はそんな海老名たんを浮かない表情で見ている。
東の先生たちが拍手し始めたときも首をひねっていて、まわりの様子に気づいて合わせるように拍手しようとした感じでした。
これを見たときに、一期の加地先生もどってきた気がしました。
一期を見たのは再放送とかではない放映時で昔になるし、記憶がうろ覚えなんですが、加地先生は金には汚いけど権力には一歩退いてるイメージがありました。
三期になって海老名たんの下につくようになったのも、御意御意言うようになったのも、左遷されて思うように手術できなくなったのがつらかったからかなと推測してます。
だけど、未知子と再会して、過ごすうちに、そういうのから少し自由になってきたのかなぁっと。
首をひねっていたのは、このひとで大丈夫なのか?って思っているんでしょうね。
少しまえの加地先生なら率先して大きな拍手してそうなのに。

晶さんがいなくて寂しい思いをする未知子。
加地先生駆けつけるんだ……!
未知子、こんなときは加地先生を呼び出そうよ!
そう思ったのは私だけではないはず。

未知子が晶さんの面影を求めるように行った卓球場に、だれかが訪れる。
未知子は晶さんかと期待するが……。
やってきたのは原先生だった。
……くっ、そこは加地先生であってほしかった!
加地先生、以前この卓球場に来たことあるじゃんよー。
原先生は休日出勤はいたしませんと言う未知子を無理矢理国立高度医療センターにつれていく。
これが加地先生だったらなあ!!!

蛭間先生の入院している特別個室に、蛭間先生と東の三人と未知子がいる。
未知子が尾状葉にも転移があると指摘。
しかし、東の三人は尾状葉の転移を見つけることができなかったみたい。
……えー、加地先生も!?
加地先生の設定、別に手先が器用なだけなひとではなかったはずでは……?
加地先生、この手術やりたくなかっただけでは……?
患者本人が未知子の手術を望んでるし。
深読みしすぎかな?
未知子は手術を断って、東の三人でやることを薦める。
でも、東の三人は黙っている。
未知子は驚いて「えー、黙っちゃうんだ」と言い、蛭間先生も「黙っちゃうんだ」と言う。
蛭間先生が自分と未知子をふたりきりにしてくれないかと言うと、東の三人はさっさと部屋を出て行く。
部屋を出てから、海老名たんは「転移の場所が悪すぎるよ」と言うと、原先生は「海老名部長のご判断は間違っていません。手術は危険すぎますよ」と言い、さらに加地先生が「大先輩をオペ中に大量出血で死なせるわけにはいきませんからね」と言う。
……と、この時点では言っていた加地先生。
この最終回よりまえまでの言動、特に初回を考えると、妙だなって感じですよね。
そして、実際のオペでは……。
一方、特別個室では蛭間先生が自分の生い立ちを話し始める。
嘘か本当かわからないけど、未知子に自分の手術をやってほしくて同情を買おうとしているのが見え透いている話。
だから、未知子はつまらなそうな様子。
蛭間先生は帝都医科大時代に海老名たんにずいぶんひどい仕打ちをしたと言う。
それをドアの向こうで聞いていた海老名たん、心動かされている様子。
部屋の未知子はあきれた表情。
でも、ドアの向こうの海老名たんの表情は崩れている。
加地先生は厳しい顔つき。
海老名たんは泣き顔で、ドアを開けようとする。
それを止める加地先生。
「ダメですって」
それから冷静に指摘する。
「そんな泣くような内容じゃないでしょう」
……これ聞いて、吹いちゃいました。
いや、本当にこういうとき加地先生って冷静ですよね。
基本、言動がシニカルというか、斜に構えてるというか。
加地先生は警戒心が強くて欺されまいとしていて、でもなんでそうなのかっていうと、それらを取っ払った芯の部分が優しいからなんじゃないかなーなんて思ってます。
俺はぜんぜん優しくねぇよって突っ張るタイプ。
素直じゃないの。
部屋の蛭間先生は未知子にオペしてくださいと泣き落としにかかる。
けれども、未知子はやる気無さそう。
しかし、少し開いたドアから部屋の中を見ている海老名たんウルウル。
その隣にいる加地先生の眼、猜疑心強!
すごく対照的ですね!
海老名たん、たまらず部屋の中に入っていき、未知子の近くに立つ。
加地先生と原先生も海老名たんを追って部屋の中に入ったものの、ドアの近くで立ち止まっている。
海老名たん、未知子に蛭間先生のオペを頼む。
蛭間先生が「海老名君、空気を読めよー」と言うと、海老名たんは「読んでます」と返事する。
ドア近くにいる加地先生はあーあーという顔をしていて、その頭を左右に振った。
蛭間先生もわかってないというふうに頭を左右に振る。
でも、海老名たんはそれに気づかず、泣きながら未知子に向かって手を合わせてお願いする。
ドア近くにいる加地先生は海老名たんを指さして、どうしようという表情。
結局、未知子は「いたしません」といつもの台詞をにし、「だから、あんたたちがやればいいじゃん」と言って部屋から出て行く。
……だけど、未知子は三人にできないと判断したら、そんなこと言わなかったのでは???
部屋に残された東の三人と蛭間先生。
海老名たんは顔をくしゃくしゃにして「こうなったら我々が切らさせていただきますから」と言う。
それを嫌がるように蛭間先生は身をひるがえして海老名たんに背を向ける。
すると、海老名たんは「神に誓って失敗いたしません」と言った。
そのあと、蛭間先生があげた手の小指に海老名たんは自分の小指をからめて、指切りする。
その光景を、うわああって感じで見ている加地先生、ぼうぜんとしている原先生。

そのあと未知子は入院している晶さんを見つけ、さらに総長から晶さんの病状を聞く。
それから、晶さんの病室に行くと、晶さんのベッドサイドには白木看護師長がいる。
なにこれ、晶さん×白木看護師長!?
作品名:かじみちつめ 作家名:hujio