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なかのあずま
なかのあずま
novelistID. 54195
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ガンダム 月の翅

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 アキラの声の方向に、今までなかったものが出現していた。オーラバトラーはマスドライバーに、いや、崩壊しかけているマスドライバーを支えるように嵌り、身動きが取れなくなった。
なんとか抜け出そうともがくもののその抵抗は意味をなさなかった。そうしているうちに突如アキラの眼前に見たことのない、どこかベルポッドを彷彿とさせるモビルスーツが現れた。
そのモビルスーツはビームを放出していないサーベルの柄を持ちオーラバトラーのキャノピーに突きつけ・・・
 ヴンッ
ビームの刃がオーラバトラーを貫き、アキラは身が焦げていく痛みを感じた。
 「!!!!!!!ああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ ・・・」
 アキラの叫びが尽きると共に、辺りも元に戻っていった。アキラのオーラバトラーは地へ墜ちていった。
アラウダのゲドラフはアキラを追尾し降下した。オーラバトラーのキャノピーを引っぺがし、アラウダはオーラバトラーのコックピットへ入るとアキラを抱き寄せた。
 「アキラ…さむいの…?そう、さむいのね・・・」

 アキラを片付けたジュラルミンの鋭い眼光はどこかを捉えていた。
 「まずいぞ…奴はギアナへ行く…!」
 マニは総員に通達し、ジャレドは選抜隊を結成した。

 スプウェル・フェムーリオは一気にトップスピードを出しギアナへ向かった。
 「追うぞっ!」
といってもそのスピードは桁違いのものであり、追いつくのは不可能に近かった。
 「クロード!そっちに化け物がそっちに向かった!」
 「・・・・・わかってる」
クロードの見るマップには、接近している印が二つあった。その頃、インダストリアでは混乱が起きていた。
作品名:ガンダム 月の翅 作家名:なかのあずま