二次創作小説やBL小説が読める！投稿できる！二次小説投稿コミュニティ！

時は大正、華の帝都・東京



旧幕府の血をひく貿易商の令嬢、蝶ノ崎紗羅(さら)は母を亡くし―継母に疎まれ虐げられる日々を送っていた。

お付きの者の目を盗んで逃げだした紗羅は、その道中に“ヒト”ではないバケモノに襲われてしまう。

そこを助けたのが遊郭の男芸者と物書き、胡蝶(こちょう)と春史(はるひみ)だった。

不思議な雰囲気を纏う紗羅に強く心惹かれる二人だったが―彼女には自分自身ですら知らない、ある『秘密』があり・・・



注：＊＊＊は、

　　　　　　　　　時間の経過

　　　　　　　　　場所の移動

　　　　　　　　　　　　　　　　・・・を表しています。


(改ページも同じ意味です)



★☆追記☆★

「夢見鳥ノスタルジア」の二次とは称してますけど、ほぼオリジナルストです(@_@)

(↑ヒロインもオリキャラです←)

それ故、ネタバレはたぶん(？)ありませぬ｡｡｡


★☆追記Part2☆★

「散る華如く」にこめた意味について↓↓↓

吉原遊郭で外に出られるのは年季が明けるか、身請けされるか・・・その２つのみでした。

でもそうなれた遊女は、ほんの一握りだけで。

その“一握りの遊女”になれなかった者は、病で亡くなったり、間夫(遊女の愛人)と心中(一緒に死ぬこと)したり・・・

それでも、好きでもないお客のために、わが身を華の如く散らす・・・そんな意味から

「散る華如く」

　　　　　　　　・・・というタイトルにしました。



また、もう一つの意味があって

それは

人間たちの手によって“鬼”たちの命が儚く散っていく様を表現しました。

同じような意味ですけど、この２つがいちおー「散る華如く」に込めた意味です(笑)