機動戦士ガンダムRS 第47話 終末の光
「なんとでもいうがいい。
お前たちのような虐殺目的とは、違うんだ」
マーク少将は、自分たちと敵の戦う理由で優越があると感じていた。
1機のマールスは、2機の核ミサイルを搭載したメビウスをビームライフルで撃墜した。
※
1機のユーピテルツヴァイがストライクルージュに向けてビームライフルを撃った。
それをデュエルガンダムアサルトシュラウドが対ビームシールドで防御し援護し175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルを2発撃ち迎撃した。
ユーピテルツヴァイは、シールドで防御した。
イザーク大尉の性格を知っていたカガリは、まさかイザーク大尉が援護してくれるとは思わず驚いていた。
さらにディアッカ大尉が援護に対装甲散弾砲を撃った。
ユーピテルツヴァイは、シールドしたがシールドを破壊されバランスを崩した。
イザーク大尉は、その隙にビームサーベルを抜刀すると接近した。
※
それは、リード中将も見ていた。
リード中将は、援護としてフルアーマー白兵戦型ガンダムにメガビームキャノンを撃った。
メガビームキャノンは、見事フルアーマー白兵戦型ガンダムに命中しシールドや増加装甲の破片が散った。
※
その光景にディアッカ大尉とカガリは、戦慄した。
しかしその爆風からアサルトシュラウドと対ビームシールドを失いつつ両手にビームサーベルを持ったデュエルガンダムがユーピテルツヴァイになおも接近していた。
※
その光景は、リード中将も見ていた。
「何?」
リード中将は、目を見開きつつも冷静に白兵戦型ガンダムから距離を取った。
ユーピテルツヴァイもビームサーベルを両手に持とうとしたが間に合わず両手をビームサーベルで切られるとコックピット部分を貫かれ撃墜された。
「そうか、追加装甲をパージし機体への破損を免れたか」
リード中将は、あの時敵パイロットが何をしようとしたのか分析した。
※
「ミサイル、撃て」
ブライアン艦長の命令でミサイルが発射された。
※
「ローエングリン2番、発射準備」
しかしドゴス・ギアのミサイルは、ローエングリン2番発射口に命中し使用不可能になってしまった。
※
「サオトメ」
フラガ少佐は、絶叫するとビームライフルをガンダムサイガーに7発連射したが回避された。
直後ガンダムサイガーは、分身したかのような挙動でドレッドノートガンダムを包囲した。
フラガ少佐は、ドレッドノートガンダムを巧みに操作しガンダムサイガーのビームを回避し続け包囲網を突破した。
ガンダムサイガーは、なおもビームライフルで攻撃してきた。
フラガ少佐は、ドレッドノートガンダムを後退させながら回避し続けた。
「今日こそこの俺が討つ」
フラガ少佐は、ここでサオトメを討とうと意気込んでいた。
「できるのか?」
ガンダムサイガーは、再び分身したかのようになりドレッドノートガンダムを包囲した。
「俺とお前の実力には、歴然とした差があるぞ」
再びビームの嵐をかいくぐっていたがビームライフルにビームが命中し破壊された。
「その差は、武装ごときでは埋められない。
ましてやそんな飛び道具に依存した機体などでは、なおさらだ」
「ふざけるな」
サオトメの言葉にフラガ少佐は、怒り複合兵装防盾システムからビームサーベルを展開するとガンダムサイガーに切りかかった。
ガンダムサイガーもビームサーベルを持たせると切りかかり2機は、つばぜり合いをした。
「いつの時代も兵器を操るのは、ヒトだ。
だからそのヒトが優秀でなければ兵器を活かされない」
サオトメは、自分の自論を説いた。
※
ハイペリオンガンダム2号機のパイロットであるバルサム・アーレンド少尉は、リズィーシーガンダムの大型ビームサーベルを回避したが後方から来たガンダムユベリーグンの大型ビームサーベルで上下真っ二つに切られ撃墜された。
※
1機のマールスは、腰部5連装有線ミサイルポッドを全弾命中させ1隻のプトレマイオス級を撃沈した。
別のマールスは、ドゥーリットルの艦橋前に行くとグレネード・ランチャーを撃ち艦橋を破壊し撃沈させた。
※
その光景は、ドミニオンでも確認できていた。
アズラエル大統領は、その光景に戦慄していたがバジルール艦長は冷静だった。
※
ドレッドノートガンダムは、ビームサーベルでガンダムサイガーに切りかかったが回避された。
「貴様の理屈だ、俺が証明してやる」
フラガ少佐の士気は、旺盛だった。
「士気が旺盛なのは、良いがそれでも不可能なことを可能にすることは出来ないさ」
サオトメは、現実論を言った。
※
マゼランと砲撃戦をしているアークエンジェルは、アンチビーム爆雷で飛来してくるビームを無力化していた。
しかしその船体は、かなり被害を受けていた。
「撃て」
ラミアス艦長が命令した。
※
キラ大尉は、リズィーシーガンダムの大型ビームサーベルで左ウェポンアームと右エンジンを破壊されミーティアを失った。
※
「残念だが貴様らは、自ら育てた闇に喰われて滅ぶ」
そういうとガンダムサイガーが一挙に包囲網を縮めてきた。
フラガ少佐は、何とかその包囲網を抜けようとしたが多数のビームが飛来してきた。
そのビームに右腕と左足を破壊されディスプレイなどが多数破壊されてしまった。
その破片が体に刺さり負傷した。
※
エターナルに取りつこうとしていた1機のユーピテルは、直掩のM1アストレイのビームライフルの攻撃され撃墜された。
ラクスは、その光景に心を痛めた。
「私達人は、おそらく戦わなくとも良かったはずの存在」
※
1機のマールスは、ジンをビームサーベルで左右真っ二つにに切り撃墜した。
別のマールスは、1機の新型モノアイ量産機をビームサーベルで切ろうとしたが回避され背後に回った。
そこをビームライフルを撃ち撃墜した。
1機のユーピテルは、2機のジンを120mmマシンガンで立て続けに蜂の巣にし撃墜した。
1機のユーピテルツヴァイは、ビームライフルを新型モノアイ量産機に撃ち右肩と左足を破壊するとコックピットを撃ち撃墜した。
1機のマールスは、ビームライフルで1機の新型モノアイ量産機を撃墜した。
1機のユーピテルツヴァイは、ビームサーベルを抜刀し1機のガンダム量産機に接近すると上下真っ二つに切り撃墜した。
さらに1機のシグーも立て続けに接近したがシグーは、重斬刀を抜刀するとユーピテルツヴァイの攻撃を回避すると重斬刀で切ろうとしたがユーピテルツヴァイも回避した。
なのでもう一度ユーピテルツヴァイに接近してシグーは、切ろうとしたがユーピテルツヴァイの斬撃の方が早く左腕を切られた。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第47話 終末の光 作家名:久世秀一