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機動戦士ガンダムRS 第十二話 モビルスーツ解説

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武装解説
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
アークエンジェル級などの艦船が搭載する同名CIWSのMS仕様である。
X105ストライクガンダムと共にオーソドックスな頭部眉間付近に2門内蔵している。

175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
主兵装であるビーム火器である。
銃身下部に備えられたグレネード(実体弾)と撃ち分けられる性質からのちの連合兵達に評価され一定数が量産された。
非使用時は、右腰にマウントが可能である。

ビームサーベル
バックパックの上部両端に装備されている斬撃武装である。

対ビームシールド
X105ストライクガンダムなどが持つものとカラーリングだけが異なるシールドである。
断言は、できないが非使用時は本体腰部の側面ないし背面にマウントする事が可能である。

350mmレールバズーカ ゲイボルグ
ジンのM68キャットゥスやストライク用バズーカなどの一般的火砲とは、異なり予備バッテリー搭載を兼ねて長大に設計した銃身を使い砲弾を内部で電磁加速させ撃ち出すリニアキャノンと呼べるものである。

特殊装備
強襲用屍衣「アサルトシュラウド」
「死体を包む布」「覆うもの」などの意味をもつ地球軍が開発していた第1世代MS用強化パーツの総称で第11話で損傷したデュエルガンダムの修理と並行して特注・装備されたものである。
通常の部材で造られているものなのでPS装甲のような革新的堅牢性は、無いがバックパック及び脚部に追加された高出力スラスターによる宇宙戦での機動性とそれぞれの肩部に追加されたレールガンとミサイルによって火力を高める事に主眼が置かれたユニットである。
そのため有重力環境では、100トンを超えてしまった自重が枷となり運動性は大幅に低下するデメリットがあるが劇中では地球降下後も装備したまま運用された。
なお各部パーツの装着に関しては、人的労力が必須だがパージする事は本体側からいつでも任意で実行できる。
大戦後期には、この装備を改良・発展させた強化装甲「フォルテストラ」を開発した。

115mmレールガン シヴァ
アサルトシュラウド右肩部装甲に設置されたレールガンである。
速射性に優れ良好な可動範囲を使って本体(胴体)の進行方向とは、全く別の標的を射撃する事も出来る。
名称は、インド神話における破壊神に由来する。

220mm径5連装ミサイルポッド
アサルトシュラウド左肩部装甲内に格納されたミサイルポッドである。

名称 バスターガンダム
型式番号 GAT-X103
全高 18.86m
重量 84.20t
装甲材質 フェイズシフト装甲
武装
220mm径6連装ミサイルポッド×2
350mmガンランチャー
94mm高エネルギー収束火線ライフル
(砲連結時)
対装甲散弾砲
超高インパルス長射程狙撃ライフル
搭乗者 ディアッカ・エルスマン

機体解説
地球連合加盟国の1つ大西洋連邦がオーブ連合首長国公営企業モルゲンレーテ社の技術協力を受けオーブ管轄の難民コロニー「ヘリオポリス」で極秘開発した5機の試作型MS(G兵器 / 前期GAT-Xシリーズ)の1機である。
遠距離からの支援砲撃を目的としており特性の異なる2丁の大型携行砲を装備する。
砲の多用による短時間でのフェイズシフトダウンを避けるため専用のサブジェネレーターを別個に搭載している。
さらに両膝にも予備電源が設置されており長時間の運用を可能にしている。
2丁の砲は、非使用時にはバックパックの左右にそれぞれ装着される。
使用時には、バックパックから切り離され腰部に連結されたサブアームを軸に左右の脇に抱えて保持・発砲する。
さらに2丁を前後を組み換えて連結することでより威力を高めた砲撃を行える。
ただしこの場合は、砲身への負荷も大きくなるため連射が利かないという欠点もある。
5機の前期GAT-Xシリーズの中でも最大の火力を誇る機体であるがビームサーベルなどの近接戦闘用武装や防御用のシールドを一切持たないため接近戦能力は、皆無に近い。
本機の量産機としてバスターダガーが大量生産された。

武装解説
220mm径6連装ミサイルポッド
両肩に装備されるミサイルポッドである。
本機の白兵戦能力の低さをカバーするために搭載された武装で攻撃兵器としては、充分な火力を持つものの基本的に弾幕形成による敵の幻惑・撹乱やミサイル迎撃等近接防御に使用される事が多い。
煙幕や放電ガス弾など搭載ミサイルによって多彩な用途がある。

350mmガンランチャー
右腰アームに接続される電磁レールガンである。
散弾による複数目標への攻撃など「面」の破壊に特化された武装である。
通常の質量弾頭の他にもAP弾(徹甲弾)やHESH弾(粘着榴弾)などの各種特殊弾頭も射出可能である。

94mm高エネルギー収束火線ライフル
左腰アームに接続される大型ビームライフルである。
ほかの前期GAT-Xシリーズのライフルに比べ大口径・高出力を誇り同時期の地球軍の戦艦の主砲をも上回る火力を持つ。

対装甲散弾砲(連結時)
ガンランチャーを前に収束火線ライフルを後に連結した広域制圧モードである。

超高インパルス長射程狙撃ライフル(連結時)
収束火線ライフルを前にガンランチャーを後に連結した高威力・精密狙撃モードである。

名称 ストライクガンダム
型式番号 GAT-X105
分類 X100系
装備換装型試作MS
全高 17.72m
重量 64.80t
装甲材質 フェイズシフト装甲
武装
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2
対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー×2
各種ストライカーパック武装
57mm高エネルギービームライフル
防御装備 対ビームシールド
搭乗者 キラ・ヤマト
    フレイ・アルスター

機体解説
地球連合所属国家の1つ大西洋連邦がオーブ連合首長国公営企業モルゲンレーテ社の技術協力を受け難民コロニー「ヘリオポリス」で極秘開発した5機の試作MS(G兵器 / 前期GAT-Xシリーズ)の1機である。
5機の中では、最も後に完成した機体でGAT-X102デュエルガンダムやGAT-X103バスターガンダムと同系列のX100系構造を採用している。
額には、イタリア語で「5」を意味する「X105 CINQUE」の刻印が彫られている。
最大の特徴は、独自の装備換装機構「ストライカーパックシステム」である。
このシステムは、各戦況に適したバックパックやその他の装備を適宜換装することで1機で各々の専用機と同等かそれ以上の性能を付加することを目的としている。
また各ストライカーには、機体の予備電源を兼ねたバッテリーが内蔵されており戦闘中に母艦から射出されたストライカーパックを換装することによって後方で補給を受けず瞬時に戦線復帰することが可能である。
キラ・ヤマトの搭乗機は大型可変翼を持つ「エールストライカー」、近接格闘戦用の「ソードストライカー」と遠距離射撃戦用の「ランチャーストライカー」の3種を状況に合わせて使用している。