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機動戦士ガンダムRS 第十二話 モビルスーツ解説

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また本機に採用された「ストライカーパックシステム」は、後に地球連合軍のウィンダムやザクシリーズをはじめとした量産機に加えセカンドステージシリーズのインパルスガンダムなどの新たな設計思想を確立させることに大きな影響を与えた。
本機の量産機として地球連合軍のストライクダガーが少数量産されオーブ連合首長国のM1アストレイが生産されている。

武装解説
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
両側頭部に2門内蔵される対空防御機関砲である。
接近する敵機やミサイルなどを自動的に追尾し迎撃射撃を行う。
他の連合軍機や艦艇にも装備される標準的な火器である。
名称の由来は、「ハリネズミの陣」である。
現在アメリカ合衆国海軍及びその同盟国海軍艦艇が装備しているCIWS「ファランクス」(ハリネズミ、方陣)を独語訳したものである。

対装甲コンバットナイフ・アーマーシュナイダー
腰部両脇ホルダーに内蔵されている超硬度金属製の戦闘ナイフである。
超振動モーターによって刃身を高周波振動させPS装甲を除くほとんどの物体を切断可能である。
攻撃力は、PS装甲すら切り裂けるビームサーベルには及ばないが内蔵された電池により本体の電力を消費せずに使える利点がある。
PS装甲やビーム兵器を有する同機は、消費電力も激しいためこのような実刃兵器がサブ・ウェポンとして装備された。
「アーマーシュナイダー」とは、ドイツ語で「装甲を切るもの」の意である。

57mm高エネルギービームライフル
ライフル型の携帯ビーム砲である。
ジンのバルルス改よりも遥かに小型だがサラミス改級巡洋艦の外装をも一撃で撃ち抜く威力を持つ。
ただし拳のコネクターを介して機体から直接エネルギーを供給しているため発砲数に応じて稼働時間に大きな制約を受ける。
携行装備ゆえ装着ストライカーの干渉を受けず使用出来るがエネルギー消費の関係上出力に余裕があるエールストライカー装備での使用が望ましいとされる。

対ビームシールド
ビームを拡散吸収する特殊塗料でコーティングされた手持ち・前腕装着両用の盾である。
部材そのものも特殊な共振現象を起こす固有振動数を持った鋼材同士の複合金属で作られており微細な振動を繰り返すことでコーティングの効果と相まってPS装甲の弱点であるビームを屈折し拡散させることができる(ただし装甲に用いるには、不向きな素材である)。
この盾は、デュエル及びオーブ製のアストレイ系列機の物と同規格の大型タイプで有効防御面が広い分大型火器との併用や接近戦時の取り回しにやや難があるためソード・ランチャーストライカー装備時は使用されない。

名称 ストライクアヴェンジャー
型式番号 GAT-X105A
分類 X100系
装備換装型試作MS
全高 17.72m
重量 84.80t
装甲材質 フェイズシフト装甲
武装
75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン×2
15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」×2
攻盾システム「トリケロス」
(60mm高エネルギービームライフル)
(3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」)
ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
ビームブーメラン「マイダスメッサー」
ビームサーベル×2
搭乗者 フレイ・アルスター

機体解説
C.E71年4月17日オーブ近海の孤島にてガンダムサイガーとの戦闘で中破した本機を修理と平行しこれまでのXシリーズの特徴を詰め合わせた改造機としてよみがえらせた。
方向性は、 I.W.S.P.を意識している。
当初この方式を取れなかった理由に消費電力の増加の為PS装甲の作動時間が大幅に短縮してしまう問題をクリアできなかった課題があった。
この解決策にニュートロンジャマーキャンセラーを採用するかトランスフェイズ装甲を採用することによって問題解決が見込まれた。
しかし即戦力としたい上層部にとってこれらの装備は、莫大な時間がかかることがわかった。
そこでバスターガンダムのように専用のサブジェネレーターを別個に搭載しさらに両膝にも予備電源を設置することに決まった。
もうひとつの問題に重量増加による運動性低下も払拭できなかった。
そこでデュエルガンダムのアサルトシュラウド装備を改造し本機専用の追加スラスターを装備させた。
そのためアサルトシュラウドのように防御力の向上には、繋がっていない。
さらにイージスガンダムと同性能のサイドバインダーを装備している。
これらと専用のアヴェンジャーストライカーパックによって本機は、X100構造の中で唯一空中戦を行うことが可能になった。
ただし搭載されている推進剤が少ないため長時間の空中戦は、不可能である。

名称 ブリッツガンダム
型式番号 GAT-X207
全高 18.63m
重量 73.50t
装甲材質 フェイズシフト装甲
武装
攻盾システム「トリケロス」
(50mmレーザーライフル)
(ビームサーベル)
(3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」)
ピアサーロック「グレイプニール」
特殊装備 ミラージュコロイドシステム
搭乗者 ニコル・アマルフィ

機体解説
地球連合加盟国の1つ大西洋連邦がオーブ連合首長国公営企業モルゲンレーテ社の技術協力を受けオーブ管轄の難民コロニー「ヘリオポリス」で極秘開発した5機の試作型MS(G兵器 / 前期GAT-Xシリーズ)の1機である。
本機は「ブリッツ(ドイツ語で電撃)」のコードネームのとおり敵陣深くへの電撃侵攻を目的として開発された。
右腕の攻盾システム「トリケロス」を初め他の系列機には、無い特殊兵装を試験的に装備している。
「フェイズシフト装甲(PS装甲)」の採用による高い防御力に加えX100系のノーマル構造に特殊機能を加味したX200番台の特殊改装構造を採用し新機軸の光学迷彩(光学的ステルス)システム「ミラージュコロイド」を搭載する。
但し連続使用には、85分の限界時間があり更に展開中はフェイズシフト装甲の併用が不可能となる為著しく防御力が低下する。
この世界では、熱紋の感知による機体の特定・位置の判別ができる以上ミラージュコロイド展開時は慣性飛行あるいはグレイプニールでの移動以外出来ない事になる。
加えて後述するように武装が右腕に集中している(他機が搭載しているイーゲルシュテルンすら装備していない)事の弊害もある。

武装解説
攻盾システム「トリケロス」
右腕に装備された複合武装である。
対ビームコーティング処理が施されたシールドの裏面にビームサーベル、50mmレーザーライフル、3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」を搭載する。
イーゲルシュテルンを搭載していない本機は、武装が事実上右腕にしかない為右腕を破壊されると武装は後述のグレイプニールしかなくなり戦闘力は事実上ゼロに等しくなる(直撃させればともかく手繰り寄せたとしても出来る攻撃は、蹴りか自爆しかなくなってしまう)。
事実右腕を切り落とされたブリッツガンダムは、ランサーダートの一本を抱えてガンダムサイガーに突撃し返り討ちにあっている。
武装が大き過ぎて使い回しが悪い欠点が残っている。

50mmレーザーライフル
中距離用の射撃武装である。