機動戦士ガンダムRSD 第2話 戦いを呼ぶもの
シルエットフライヤーをプラットホームにセットします。
中央カタパルトオンライン。
非常要員は、待機して下さい」
そしてミネルバの中央ハッチが開いた。
そしてフォースシルエットが発進位置に着くと発進した。
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それは、外で戦闘をしているユーピテルパイロットも見た。
※
アンディー大尉は、ガイヤス・ギヤにビームサーベルを持たせると青色ガンダムに切りかかった。
しかし青色ガンダムは、ビームランスの柄で受け止めるとコックピット部分と脇腹を蹴られるとシールドキャンを撃ってきた。
アンディー大尉は、素早く姿勢を正すと回避した。
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「壊れて」
ステラ少尉は、そう叫ぶと必死に高エネルギービームライフルとビーム突撃砲を撃ってコロニーの隔壁を破壊しようとした。
しかしなかなか壊れなかった。
それは、シン中尉も確認していた。
「ステラ」
その時ガンダムサイガーが背後からビームを撃ってきた。
※
「逃がすわけには、いかないな」
サオトメは、そういうと2発牽制でV.S.B.Rを低出力モードで撃った後接近するとカスタム・ビームザンバーで切りかかった。
合体ガンダムは、ビームソードでつばぜり合いをしようとしたがカスタム・ビームザンバーの副刀の出力をあげたのでビームソードを切った。
その拍子に吹き飛んだ。
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フォースシルエットは、コロニー内に侵入した。
※
シン中尉は、機動防盾でガンダムサイガーの腰部ビーム砲を防いでいた。
その時カオスガンダムが援護射撃をしてくれた。
「換装しろ」
スティング少尉がシン中尉に指示した。
インパルスガンダムは、フォースシルエットに向かった。
その時カウスガンダムにガイヤス・ギヤが切りかかってきたが回避し高エネルギービームライフルで反撃した。
インパルスガンダムは、ソードシルエットを分離させるとフォースシルエットに換装した。
同時に機動防盾の左右に開き減っていたバッテリーも満タンになった。
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それは、サオトメとアンディー大尉も見ており驚きを隠せなかった。
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シン中尉は、インパルスガンダムにヴァジュラビームサーベルを持たせるとガンダムサイガーに接近した。
ガンダムサイガーは、腰部ビームキャンを撃ってきたがそれを回避し切りかかった。
しかし回避された。
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どこか見たことがあるような機体だと思ったらかつてライバルだったキラ・ヤマトが乗っていた換装型ガンダムにそっくりだった。
「こいつは」
「装備を換装する?」
アンディー大尉は、合体換装型ガンダムにビームライフルを撃ったがシールドで防がれそのまま体当たりされた。
しかし機動性は、ガンダムサイガー改が上であるためサオトメはカスタム・ビームザンバーを持たせると黒い変形型ガンダムに接近した。
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ガイアガンダムは、高エネルギービームライフルを撃ちガンダムサイガーを追っ払おうとしていた。
ステラ少尉は、完全におびえていた。
ガンダムサイガーは、切りかかったがステラ少尉は何とか回避した。
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「けどだからって」
アンディー大尉は、全く臆していなかった。
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アウル少尉はガイヤス・ギヤのビームライフルの攻撃を回避しながらカリドゥス複相ビーム砲、バラエーナ改2連装ビーム砲と3連装ビーム砲を撃ちコロニーの隔壁にダメージを与えた。
ガイアガンダムは、高エネルギービームライフルを撃ちガンダムサイガーを追っ払おうとしていた。
「やめて。
あっち行って」
ステラ少尉は、完全におびえていた。
※
「墜ちろ」
サオトメは、ガンダムサイガー改にカスタム・ビームザンバーを持たせて黒い変形型ガンダムに接近していたが背後から青色ガンダムが一斉射してきた。
しかしそれは、サオトメを狙ったわけではなく先ほどダメージを与えた隔壁部分だった。
コロニーの隔壁には、ダメージで穴が開いた。
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それは、サオトメとアンディー大尉も気づいた。
コロニー内の空気が急激に外に流出した。
4機は、気流に乗って外に出た。
「クソ」
アンディー大尉は、逃がすまいと追撃した。
「待て」
サオトメは、一度態勢を整えるためリーンホースJr.への帰艦がベストだと思ったが僚機を見捨てることができず一緒に外に出た。
※
それは、リーン・ホースJr.でも確認できた。
「艦長」
マーカー艦長とサイジョウ元帥は、黙ってみてるだけだった。
「あいつら何を勝手に。
外の敵艦は、まだ健在なんだぞ」
ミハイル副艦長は、2人の行為に対して文句を言っていた。
「敵に新手が表れました。
機種は、ガンダムタイプとのことです」
エルヴィン中尉が新手の出現と機種を報告した。
それにミハイル副艦長が驚きマーカー艦長が立ち上がった。
「アツシ大佐を失うわけには、いかない。
α艦隊、発進する」
その命令に皆は、戸惑っていた。
「頼むぞ、艦長」
サイジョウ元帥は、何もできない自分が悔しかった。
※
α艦隊所属艦の格納庫では、次々とガイヤス・ギヤが搭載されていた。
※
「リーンホースJr.、発進シークエンススタート」
オペレーターが発進シークエンスをスタートさせた。
「本艦は、これより戦闘ステータスに移行する」
ミハイル副艦長が状態の移行を報告した。
「SCSコンタクト、兵装要員は全ての即応砲弾群をグレードワンへ設定」
エルヴィン中尉が武装を使用可能状態にするよう設定した。
※
情報は、ルナツーにも伝わったが情報が錯そうしており詳しい情報が入っていなかった。
「そうか。
そういうことが起きているのか」
ユーピテルのパイロット2人が哨戒任務を行いながらグリーン・ノア1での惨劇を話した。
グリーン・ノア1の惨劇が自分たちの基地でも行われるかもしれない。
大抵の司令官は、そう思い遊撃艦隊を出撃させ哨戒任務にあたらせた。
この艦隊もその1つだ。
「本当は、こんな哨戒任務じゃなくて救援に向かいんだけど」
グリーン・ノア1での惨劇を話したパイロットは、救援に行けないことを悔しがっていた。
「上層部のプライドもありますしね」
グリーン・ノア1には、コロニー軍最強のα艦隊が配備されていることは皆が知っていた。
そのため敵の奇襲だの強襲だのは、α艦隊で返り討ちにしα艦隊の強さを内外に伝えたいのが上層部の考えだとパイロットは感じた。
「でも敵は、ガンダムが複数機いるという情報だし俺たちで戦力になるかな」
パイロットは、冷静に考えて敵がガンダムにも関わらず自分たちが行ってどうにかなるのか不安になった。
※
「本艦は、此より発進します。
各員所定の作業に就いて下さい。
繰り返します、本艦は此より発進します。
各員所定の作業に就いて下さい」
作品名:機動戦士ガンダムRSD 第2話 戦いを呼ぶもの 作家名:久世秀一