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I miss you

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「馬村…家にいるかな。」

今すぐこの不安をどうにかしたい。

馬村にずっと自分が一番と
態度や言葉にしてもらっていたから、
欲張りになっているだけかもしれない。

「なんか…弱くなってるかも…わたし。」

「あーー!これじゃダメだ!」

次々と流れ込んでくる不安を
かき消すように、すずめは
馬村の家に向かって走り出した。

はぁっはぁっはぁっ…

ピンポーン!

馬村の家まで来て
チャイムを鳴らした。

「あっすずめ!」

出てきたのは大地だった。

「…はぁっ、大地っ。馬村いる?」

「大輝?最近ずっと
 帰ってくるの遅いぞ?
 お前、フラれたんじゃねーの?」

「えっ!?」

走ってくれば話ができると
単純に思っていたので、
次にどうする、という考えが
すずめには思いつかなかった。

「…わかった。帰るよ…」

トボトボと、とりあえず
自分の家に向かって歩き出す。

「…おう。元気出せよー。」

大地に後ろから言われて
なんとなく余計に落ち込んでしまった。

すずめはバッグのひもを
ギューギュー掴んでいた。

「ゆゆかちゃんに話
 聞いてもらおうかな。」

そう思ったが、「くだらない」
と言われそうで躊躇った。
まだ馬村とは何にも
話し合ってないのだから。

わかってる。

わかってるけど…

なんでこんなに寂しいと
思ってしまうのだろう。

家にもうすぐ着くころ、

「オイ!」

と後ろから呼ばれて、
バッグのひもをグイッと
引っ張られた。

「わっ!」

引っ張られた方向に振り向くと、
馬村がいた。


作品名:I miss you 作家名:りんりん