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はろ☆どき
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踊る東方司令部(怪)【夏コミC88新刊】

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 今日、兄さんは夕食の後、珍しく僕が言い出す前にシャワーを浴びて寝仕度を始め、十時には布団に潜り込んでいた。
 僕は兄さんが寝ている間に読もうと思っていた本を取り出して、部屋に一脚だけ置いてある椅子に陣取った。そして読みかけの続きの頁を捲ったのだけど、兄さんは横になってからずっともぞもぞしていて、どうも寝付けないみたいだった。
 ここのところ昼間はすごく暑くて、兄さんはあんまり集中できてないみたいった。それで図書館で文献を借りては夜に宿で読み耽っていたから、そろそろ睡眠不足で身体に負担がくる頃だ。
 ちょうど目ぼしい文献も全部読み終わってしまって、図書館に返したところだったから、早寝するにはいいタイミングだと思ったんだけど。
 今日も昼間は三十五度越えの猛暑日だったけど、夜になっても気温があまり下がらなくて、所謂「熱帯夜」というやつになりそうだ。残念ながら寝心地のよい夜になりそうじゃない。
 それにしてもずーっともぞもぞしているから、僕が「もう一度シャワー浴びてさっぱりしたら?」と声をかけたのだけど「めんどくせえ」と言って引き続きもぞもぞしていた。
 あと、何故か時々壁の時計を見ては時間を確認していた。今思うとあれば「そわそわ」だったのかも?
 僕が兄さんに「下に行って宿の人にお願いして氷でももらってこようか?」と聞いたら、兄さんは「や、いいよ。自分で行く」と言ってむくりと起き上がった。



「兄さん観察日記」より抜粋